○ 塩沢山

【登った日】 2013年 7月 6日(土)
【天  候】  曇時々晴
【山の名前】 塩沢山(1263.9m)
【時  間】    9:05〜13:00
【同行者】  おK3
【コース】    公園駐車場〜一服ウチワ〜遊雪の君〜1100mP〜塩沢山〜1100mP〜遊雪の君〜一服ウチワ〜公園駐車場

情けない話だが月曜日の疲れがなかなか回復しない
他の候補地があったのだが相談した結果軽い山歩きにしましょうとなった。
芝草山と塩沢山が丁度場所的には良い組みあわせであったのだが、4時間ほどの同じくらいの負荷の山なので
両方だと軽い山歩きとはならない。
そこで塩沢山と鶏岳を組み合わせることにした。
塩沢山は残雪季にみー猫さんが歩かれていて大変面白そうに感じたが、この季節だと変哲も無い里山歩きだろうなぁ。
本当は塩沢山から三依山へ縦走し、三依山からは西の尾根を1023.8三角点経由で独鈷沢周辺に下山する準備をしていたのだが。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

登山口手前の公園の駐車場に停める。2カ所有るが遠い方に停めた。
何故かというと走行中に先に目に入ったからだけのことである。
少し北に歩いて何度も目にしている・・あれ新しくなっている?
その先には古い指導標もありました。
素直に踏み跡に従い植林地の斜面を登ります。 ここで渡渉。沢の水量は少量である。
その後斜面をジグザグで登ります。 登り着いた尾根に塩沢山への矢印型道標が。ここで最初の一本。
給水休憩中にふと見上げるとこんな看板が。 少し尾根を登り始めるとこのような案内が。
一般コースはつまらないという記事を読んだことがあるので直登します。 2本足で登れる尾根です。
登り着いた場所にはベンチ?の残骸が。 遊雪の君と書かれた看板が掲げられておりました。
塩沢山手前の1100mPの様子。
特に何もありませんでした。
笹は藪とはなっておらず快適な登山道です。途中でアブに右手を刺されてしまう。暑いので嫌だがしょうが無いので軍手を着用した。
ピークに大きな看板の様なものが見えて来ました。頂上のようです。 その大きな看板で記念撮影。
他にもこのような山名板が。 三角点峰です。
眺望は高原山が望めます。ここでゆっくりランチタイムです。 笹原を歩いてきたせいか笹ダニの様です。ダニには気を付けなくては。
頂上で地図を示しながら三依山へ、そして西の尾根を降る話をする。
「踏み跡はあるの?」「三依山まではあるけれどその先はたぶん全く無い」「・・・・」、やはり却下されてしまった。
鶏岳に行く方が良いとの仰せであるのでピストンで下山である。
戻りは一般コースを降りてみた。
こんな感じで植林地のジグザグルートとなっている。
下りも健脚ルートと名の付いた尾根を降りた方が良かったみたい。
ジグザグルートは確かに傾斜は緩やかなのであるが・・・。
確かにつまらないかもしれない。
一服ウチワに戻りました。このまま尾根を降ろうとしたのですが、どう見てものこの丸太はこの先に行ってはいけませんと言うことでしょうから止めて素直に往路を戻りましょう。
途中で単独行の男性にすれ違いしばし情報交換。
75歳で栃木百もあと少しとのことであった。もっと若く見える方だった。
車道の登山口入り口に戻りました。

この山で唯一遭遇した75歳の単独行の方であるが、塩沢山の前に三依山に寄ってこられたそうで、そのまま塩沢まで縦走しようかと考えていたが三依山までのルートで胸近くの笹薮だったので縦走を断念したそうである。
ちなみにこの方は既に難関の大佐飛山を5月の残雪季に登られており、13時間少々掛かったそうである。
栃木百はあと少しとの事であったが後どこの山が残っているのか聞けばよかったなぁ。
まったくの個人的な興味であるが。

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○ 鶏岳

【登った日】 2013年 7月 6日(土)
【天  候】  曇時々晴
【山の名前】 鶏岳(667.8m)
【時  間】    14:25〜16:00
【同行者】  おK3
【コース】   中登山口〜鶏岳〜中登山口

依山を諦めたので代わりに準備していた鶏岳へ寄っていくことになりました。
この山は先月半ばに野球親爺さんがダム上流の沢を遡行し、北側より上られた山である。
この時山ビルにやられたとの記事は記憶にあったのだが、自分らは単に一般道を往復だけだからと気にもかけなかった。
ところが山頂で短い軽食休憩をとった時にやられてしまいました。
なぜかおK3が無傷であったのが不思議です。二酸化炭素の排出量が違ったのでしょうかねぇ。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

中登山口の前のスペースに車を押し込める。 中登山口入り口である。栃木百名山であると書かれた立派な看板。
登山道は典型的な雑木の里山の道であった。 号目表示板がこの後9合目まで奇数号目分見られた。
五合目。ほかに紹介するようなポイントもない。 なだらかな登りが続きます。
七合目。 この木の切り株から急登が始まります。
岩がゴロゴロする斜面。このロープに沿って登れとのことなので従う。 ロープは進行の目印と同時に補助となる。
九合目。あと少しだ。 登り着いた頂上には大きな石祠。
大きな看板と一緒に写真を撮る。
この後足元にある石に腰掛けて軽食を摂る。

そうこうしていると何となく右足の脛辺りに違和感を感じてズボンをまくってみると大きな茶褐色の小指の先ほどにも膨張した山ビルが張り付いているでは、ありませんか。
やられたと思うと同時に左足はどうかと見てみると、こちらはまだ血を吸い始めたばかりの細い山ビルが張りついている。
こちらは麻酔処理を終えて吸い始めの様である。
それを見たおK3は久々に見た山ビルに動転したらしく、ライターを取りだしてくれと言うハイトスの要望を無視して自分のズボンをたくし上げて山ビルはいないか見てくれ見てくれと大騒ぎしている。
幸いにもおK3には取り付いていなかった。

よく考えてみるとライターは万一のビバークセットの中なので取り出すのが面倒なのでおK3が持参してきた虫よけスプレーを吹きかけて皮膚から外し、退治した。

丸々と太ったヤツはたんまりトハイトスのおいしくともないであろう血をたらふく吸った為か動きが鈍くなっていた。
蚊に吸われた時のようにかゆくはならないのだが、蚊の何十倍もの血液を吸われたようである。

山部さんの山名板は積雪期用なのか高い位置に設置してあった。 頂上からは西古屋集落が見下ろせた。高原山は霞んでいた。
下山は往路をそのままピストンで戻った。
戻りでも手をついた樹木に毛虫が張りついていて、そのまま上からつぶすようになってしまい可哀想なことをしてしまった。
手のひらに異様な感触と少しちくりと感じたときは既に遅しである。
それ以降は立木も触らない。
今日は大量の汗をかいた。
やしおの湯は混んでいるから嫌だと言うことで近くにどこかに無いかと思っていると道路沿いにこの看板を見つける。
16:00過ぎなので400円だとの事。それ以前はいくらか判らない。
鬼怒川の流れを見下ろしながらのなかなか良いお風呂であった。

実はこの日帰り温泉で一騒動。
両足の血がまだまだ止まらないのはしょうが無いことだが、なんと脱衣場でシャツを脱ぐと腰辺りが血に染まっている。
どうも腰掛けたときに足を伝って登ってきたものとは別働隊が背後から腰に取り付いたものと思われる。
ズボンもベルトあたりの箇所に血が付いている。
他には誰も居ない脱射場で脱いだシャツやスボン、はたまたパンツまでひっくり返して犯人捜しを行ったが見つからない。
この腰辺りが一番出血がひどい。
風呂に入れば血も止まるかもと思い浴場に行こうとしてふと足元を見ると・・・見つけましたよ。
丸々と太ったヤツがノロノロと壁と床の角をもそもそとやってます。
もちろん退治。
洗い場で体を洗っている間も腰の出血は続いている。
他にお客が一人いたのでなるべく気付かれないようにタオルを腰に当てて鬼怒川なんぞを眺めていたりしたのだが、タオルを見てみると結構血がしみている。
湯船に入って雑菌でも入ると面倒なことになるかなぁ等と考えて・・・、こりゃだめだわ・・と言うことでそそくさと出ることにした。
どうせ数時間は血が止まらないのだろうからとティッシュをたくさん患部に当てて応急処置とした。

今回の夏の里山は虫のオンパレードであった。
アブに始まりダニ、山ビル、毛虫。
不思議なのはこれらに遭遇しているのはハイトスだけである事。
不幸中の幸いかもしれない。

山ビルであるが、多少の血を吸われることくらいは蚊に喰われるのとそれほどの大差は無い(もっともあまり気持ちのよい動物では無いが。)のだが、やっかいなのはその後の出血が止まらないという現象である。

かゆくなるのとどちらが嫌かと言えばやはり血が止まらない方が結構困るのである。
ゆっくりと風呂にも入れやしない(怒)。

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