○ 篠井富屋連峰

【登った日】 平成 24年 12月 8日(土)
【天  候】  晴れ後曇
【山の名前】 榛名山(524m) 男山(527m) 本山(561.6m) 飯盛山(501m) 高館山(476.6m) 黒戸山(412m) 鬼山(372m) 兜山(372m)
【時  間】    9:00〜14:00
【同行者】  おK3
【コース】    こどもの森公園〜榛名山〜男山〜本山〜飯盛山〜高館山〜黒戸山〜鬼山〜兜山〜大網町下山口〜(自転車)〜こどもの森公園

 しばらく懸案のまま放置されていた篠井富屋連峰(別名:宇都宮アルプス)を縦走することにした。
たそがれさんの記事を読んで「よし、低山歩きを楽しみに行こう」と思い立ってからかれこれ2年近く経ってしまっている。
Wikiによると今回縦走した山に加えて笠松山(327.8m)矢倉山(409m)妙見山(320m)の3山を含めたものが富屋連峰の本来の範囲だそうだが、この3山は縦走には向かないので割愛となるもしょうがないであろう。
矢倉山と妙見山は高館山からおのおのピストン
または周回すれば回れるがそこまで執着することは無い。
なぜならば今回は時間が余れば寄ってみたい場所があるのである。
それは本山北尾根の末端のピークに無名の神社があるとの情報をななころびさんの記事で知った。
やぶ山歩きの途中で偶然見つけられたそうであるが、人知れぬ踏み跡も無い里山に忽然と現れ出でたる神社を是非この目で見てみたいと思ったのである。
場所は公園からすぐの場所であり、しかも該当ピークのすぐ側まで林道が走っているので最短距離(時間)で寄ることにした。

桐生を7時に出発し、(相変わらず遅いですねぇ。皆さん歩き始める時間ですよ)まず最初に大網町の下山予定地に自転車をデポする。
周りに何も無いので電柱の支線にバインド。
こどもの森公園駐車場に車を停めて出発準備をしているとお隣の車のそれとわかる男性2人組(以降2人組)が先に出発していった。
公園入り口のトイレを借りて我らもおもむろに出発である。
男山、榛名山の道標には目もくれず、正面に見える榛名山を目指して直登します。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

こどもの森公園駐車場には10台以上の駐車であったが、このうち数台は我々と同じ連峰縦走の人のものであろう。 正面に本日の第一番目の山である榛名山が見えています。
直登ルートがあるとの野球親爺さん情報を信じてまっすぐに進みます。
公園の周回ハイキングルートからそれてまっすぐ榛名山を目指します。 山腹にこんな道標がありました。
榛名山への登り。暖かいので登りでは少し汗ばむくらいです。 石祠のある山頂です。ここまで40分弱でした。
水分補給後に男山へ向かいます。鞍部には中篠井登山口とあります。 男山への登り。
山頂の様子と記念写真。 飯盛山への分岐にザックをデポして本山へ。
尾根に出たところで男性4人組にすれ違い遭遇。(以降4人組)
本山山頂。2人組が先客でしたがすぐに出発して行きましたので貸し切りとなり、ゆっくりと景色を眺める。 高原山。
最近この山をよく見ているなぁ。
日光連山は頂上部が雲に隠れていて残念。 鹿沼の里山群の山々が。
本山からの下りで1ヶ所だけ腰を落として降る場所。 後は植林地をゆっくりと降って・・・。
登りに転じると送電鉄塔の真下を通過。 雑木の斜面を登ると・・・。
飯盛山山頂。先客の2人組も4人組も休憩中です。賑やかです。 お先に失礼して飯盛山からのロープのある急斜面を慎重に降ります。
いったん車道に出てから高舘山への道標に従い南東方向に進みます。 自然林の中の落ち葉の明るい尾根を行く。気持ちの良い歩きです。
大岩のある斜面にはロープが。 黒戸山への分岐道標を見送り高舘山へ。広い山頂です。
山頂には石仏も。

11:50ですのでここでお昼にしましょう。
今日はラ王ではなくてマルちゃん製麺です。

ガスでお湯を沸かして麺を放り込む・・・野菜もいれましょ。
今日は玉子の代わりにチャーシューです。

おいしくいただいていると4人組が到着です。
同じくここで昼食のようです。

さてデザートのリンゴなんぞを食していると2人組がようやくやってきたのだが様子がおかしい。
走行スピードは我々と同じくらいなので4人組よりずっと早く到着すると思っていたのだが。

一人が足を引きずっていますよ。
どうも想像するにあの急斜面の下りが原因でしょうかね。
歩けるのだから大事では無さそうではある。お大事にである。

午後の部は黒戸山への下りから。鞍部には大網登山口の道標。 露岩のある場所を過ぎて大きく右にカーブした先には尾根が・・・。
登りきった尾根の先が黒戸山山頂でした。
宇都宮市合併 学林払下記とある。昭和30年に合併したのですかね。
山名板もちゃんとあります。
記念撮影は逆光でうまくいきませんね。
道なりに下って行くと舗装された林道の末端に飛び出しました。 次なる鬼山への登山口は情報通り見当たらないので適当にあたりをつけて登り始める。藪もほとんど無い。
最初の内は植林の斜面。 雑木の斜面になる辺りから急登となる。
しかし距離が短いのであっと言う間に頂上台地に登りつく。 山名板が3枚。景観は無し。山名の由来はなんじゃろね。
下りも適当に降る。 再度車道に出て少し戻り本日最後の兜山に向かう。8山目である。
振り返ると今ほど降りてきた鬼山の台形の山頂部が見えた。 兜山入口とある道標。5分もしないで大岩に出る。
自分は岩を回り込むように登った。おK3は正面突破。 戻りに大岩を撮す。兜山のいわれ?なのでしょうか。
チャリデポ地までは車道や林道を歩く気はさらさら無く、野球親爺さんに倣ってダイレクトに尾根を降るつもりである。
藪もほとんど無い。途中で動物を見かける。縞模様だったのでウリボウかと思ったがウリボウは単独では行動しないだろうな。??
隣に尾根が見えるのでGPSを取り出してみてみると・・・あれ、尾根を1本間違えたみたい。
いい加減にコンパスを合わせたからなのでしょうかね。
しかし今回は全くもってたいした問題とはならないのである。
これくらいの小藪が限度ですかね。
これ以上はイエローカードが出そうです。(笑)
林道に出てそのまま降るとぴったしチャリデポ地に。
チャリは今回も無事に待っていてくれましたよ。

時間を見てみるとまだ14時前ではないですか・・・これは神社訪問には十分な時間がありますね。
デポ地におK3とザックをそのままデポして自転車で公園まで約4kmを一っ飛び・・・と思ったら小さい勾配ではあるがデポ地の方が低いのである。
途中何度も緩やかな登りを立ち漕ぎをしてようやく駐車場へたどり着く有様。
逆ルートにすれば良かったと思うのであったが、その場合駐車場が問題である。
自転車を折りたたんで収納しおK3を迎えに車を走らすと二人組にすれ違う。
ほとんどの人がこのように徒歩で戻られるようですね。

さて、本山北尾根の末端ピークに車を進めましょう。

 

○ 本山北尾根ピークの無名神社

【時  間】    15:00〜15:20


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

最短距離と思われる林道の駐車余地のある路肩に停める。 この場所にはなんと石祠があった。おK3はここで車中待機。
水の少ない沢の対岸は急斜面ですねぇ。えーここを登るわけ?。
何とかなるでしょ。えいヤッで取り付く。
急斜面を登ったあとは雑木低木の小藪。枝葉はじきが眼球に当たらないように気をつけてかき分けて尾根に出る。あとは西へ少々。
情報通りピークに忽然と神社が出現です。
立派な鳥居と参道の石段。
石灯籠と狛犬も配されたなかなか立派なものです。
講中世話人の3名の名と明治26年の建立日が彫られていました。
この狛犬はユニークですね。荒削りです。気が済んだので戻りましょ。 戻りは小藪とあの登りの急斜面を回避するべく沢から降りました。
沢は藪が無くていいのですが、その代わり倒木が邪魔で歩きにくいったらありゃしない。

倒木は苔むしていて滑るので折り重なった場所では慎重になりました。

林道が見えましたので神社探索もこれでおしまい。

全行程20分で行ってこれますが、今回の登りは小藪もあるし急斜面なので本来の参道ではないでしょう。

神社への参道は他のルートでちゃんとあると思うのですが、ななころびさんも尾根取り付きまで小藪をかき分けたとのことですから、北方向でもなさそうである。

となると残るは西であるが、なるほど地形図からは一番傾斜が緩そうではある。

この神社は無名ですが地元の人に聞けば判るのかもしれないなぁ。

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