○ 乾徳山

【登った日】 2015年 10月 28日(水)
【天  候】  晴
【山の名前】 乾徳山(2031m)
【時  間】   7:40〜15:15
【同行者】  おK3
【コース】    乾徳山駐車場〜国師ヶ原〜扇平〜乾徳山〜扇平〜月見岩〜国師ヶ原〜乾徳山駐車場

人気の山である乾徳山に行きたいとご所望である。
脚の具合も良くないので長い距離は難しいが6〜7時間程度なら大丈夫そうである。
問題の岩場であるがたぶん大丈夫であろう。
かといって我が隊の為に鎖場で渋滞を引き起こしては申し訳がないので平日に行くことにした。
他の登山者が少なければ少しくらい最後の岩場で時間をとられてもゆっくりと気兼ねせずに登れるであろう。

自宅から登山口までは4時間ほどかかりそうである。
そこで前日の夜に出発し道の駅「まきおか」に車中泊となった。
牧丘には23:30頃に着いたのであるが、どうせ明日はそれほど早起きしなくても良いからと目の前のコンビニでワインなんぞ買ってきてゆったりと過ごす。
実はワインは自宅からも持ってきたのであるが、なんとコルクのオープナーを忘れたのでスクリューのワインを買い求めることになってしまった。
コンビニは0:00で閉めるらしく丁度シャッターを下ろしていたところであった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

 

7:20頃に乾徳山駐車場に着いた時には先客1台。準備中に1台到着した。3台とも県外ナンバーであった。 15分ほど林道を歩いて行くとこの大きな登山口の看板を目にする。
最初は植林の中の登山道。 そのうち自然林となる。
途中2度ほど林道を突っ切る。 なだらかな斜面をゆっくりと歩く。
銀晶水。ここはまだ喉も渇いていないのでパス。 駒止。昔は馬で往来したのかしら?
黙々と登ると・・・。 錦晶水。ここで一本。採水する。冷たくておいしい水でした。
錦晶水を過ぎると平坦に近い歩きとなって・・。 正面に乾徳山が見えてきました。
頂上付近の岩場も見えます。おっ、誰か取り付いていますよ。 国師平の4辻。扇平経由で登りますので直進。
周辺の紅葉はもう終わっています。 役小角像。
前宮跡。 振り返ると富士山。ズームしてみましょ。
ここを登り切った場所が扇平でしょうね。 これが月見岩?。前宮跡から薄い方の踏み跡(SC)に入ったようでこれは無名岩でした。
扇平で一本。開けていて休憩するには良い場所です。 手洗石。手水は涸れていて溜まっていませんでした。
頂上への登り。少々急になってきました。 髭剃岩。人が通れるほどのスリットです。引っかかると困るので通りませんが。(笑)
岩場に出たところで富士山を眺める。 カミナリ岩。
鎖場が出てきました。ここは足場が豊富で易しい。 新旧2本の鎖が垂れている場所は易しそうな右側の鎖を。
ここで雨乞いでもしたのでしょうかね。雨乞岩。 胎内。ちょっとすり抜けるという構造では無かったが。
少し登ると・・・。 いよいよ最後の難関?。迂回路はパスして・・。
「天狗岩」「杖棄岩」「鳳岩」といろいろな名があるらしいが。 「鳳岩」ですかね。
まずはハイトスが確保用のロープをくくりつけて登り・・。 おK3もトライ。
万一の為の補助ロープですが安心感があるらしい。 山頂です。石祠がありました。
展望は抜群です。金峰山の五丈岩も視認できますね。 甲武信ヶ岳。
大菩薩嶺かな。 頂上からの富士山。どうしても何枚も撮ってしまう。
紅葉の山肌を見下ろす。ゆっくりと景色を眺めながら昼食を楽しみました。 下山は迂回路を辿ってみました。最初に階段。
ゆっくりと降りましょ。 扇平からのなだらかな下り。
往路でSCして見逃した月見岩。 こちらが本来のルートなのだろうがガレていて歩きにくかった。
振り返って乾徳山。ススキもいい感じ。 4辻まで戻って避難小屋へ・・・行ってもしょうが無いか。パス。
後はとっとと下って・・。 登山口まで。
駐車場まで戻る。
駐車場から登山口までの間で往路、復路ともちょっとしたアクシデント。情けない話ながら、往路の林道歩きで足が滑りこけたのだが、そのとき右手を地面についた時に強打したようで痛くてしょうが無かった。こんな状態じゃ岩場は登れ無いかもと弱気になっていたのである。骨には異常は無いだろうけれども内出血したようで手の平の一部が黒ずんできてしまった。何とか登り終えて最後の林道歩きでまたこけた。今度は同じく右手で支えようとしたのだが右手を再度痛めたくないと、とっさに右手を庇い肩から地面についてぐるりと受け身の一回転。
おK3からは「ちょっと滑っただけなのに何で大げさにひっくりかっているの?」
砂利道で受け身は痛いが、それよりも痛い手をもう一度痛めつけるのはいやだと瞬時に思ったからなのである。

問題は平地の砂利道でなぜ2度も転ぶかである。
山道で転ぶともっと悲惨ではあるのだが。

時間があれば西沢渓谷で紅葉見物でも・・と思ったのだが遅くなってしまったので諦めた。
道路からちらりと見ただけであるがなかなか綺麗だった。

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