○ 荒島岳 (佐開コース)
【登った日】 2016年 8月 27日(土)
【天 候】 曇時々雨
【山の名前】 荒島岳(1523m)
【時 間】 9:45〜13:40
【同行者】 おK3
【コース】 佐開登山口〜佐開分岐〜もちがかべ〜前荒島〜荒島岳〜前荒島〜もちがかべ〜佐開分岐〜佐開登山口
台風の影響で週末はどこも天気が不安定との予報である。
しかしながら荒島岳は土曜日が天気が良さそうだとおK3が言い出す。
なるほどYahooでも山の天気でも午前中は晴れとの予報である。
半信半疑ではあるがそれを信じて長距離ドライブに出かけましょうかね。
荒島岳は4つの登山ルートがある。
一番ポピュラーなのが勝原コースでその次が中出コース、上級者向けの下山コース、最短で登れる佐開コースがある。
佐開コースは最短ルートなのにほとんど歩かれていないらしいが、その理由が林道の整備の問題らしい。
我が隊は栃木百名山でも整備の不十分な林道走行は何度も経験している事もあるのでこのコースにしてみましょうかね。
夕食を採って荷物をX-trailに詰め込んで20:00に出発です。
この時間だと道の駅九頭竜には2時着だろうなぁと思ったらやはり2:15に行き着いた。
実は高速道走行中もずっと雨で、松本で引き返そうかと思ったのであるが、再度予報を確認するとやはり明日には雨があがるというではないか。
初志貫徹とばかりに松本ICを降りてて高山方面に進む。
中部縦貫自動車道から東海北陸自動車道を経て本日の車中泊予定地である道の駅九頭竜に到着。
相変わらず雨はやまないが明朝晴れとなることを祈って眠りにつく。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、
第654号)」
車中泊した道の駅九頭竜の恐竜の大型模型ですが、けっこう迫力があって記念撮影している子供たちが多かった。
朝起きても雨は小雨ではあるが降り続いておりテンションは下がったままである。 せっかくここまで来たのだから登りましょうと云うことで登山口までのナビをセットして出発である。 ナビでは荒島養魚場までは何とか行けそうである。 |
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林道は一度間違えたが何とかたどり着いた。 他に車はいないので本日の佐開コースは我が隊だけの模様。 整理して駐めれば5〜6台は駐車可能な場所です。 |
林道の脇に登山者向けの注意看板があり、その後ろが登山口。 実は最初にここを通り過ぎて結構林道を小荒島方面に歩いて引き返したのである。 |
あまり利用されていないとの事であるが踏み跡はくっきりです。 | そのうち斜面には東電の鉄塔巡視路によく見られるステップが埋め込まれておりそこそこ整備はされている。 |
急斜面もこのように階段状となり登りやすい。 | ちょっとした急登をこなすと佐開分岐に到着。 ここで中出、勝原コースと合流です。ここまで誰にも会わない。 |
分岐からはちょっとだけ下りとなりました。 | 登山道は先ほどまでとは異なり幅まで広くなりましたよ。 |
少し歩くと鎖が垂れた急登が始まります。何か白い杭が。 | それには「もちがかべ」とありました。ここから急登が始まるのですね。 |
鎖はありますが泥と雨であまり触りたくない。 | 鎖に頼らなくても大丈夫。 |
ここは滑らないように注意してゆっくりと。もちがかべも終わりかな。 | ガスの中にうっすらと見えたのが荒島岳の頂上なのか?。 |
ふと足下を見ると前荒島の標柱が。ここで小休憩。 | 目の前のピークの頂に道標らしきものが見える。さぁ行きましょう。 |
先ほど見えた道標です。山頂まであと412mです。やけに正確ですね。 | 山頂らしき頂が見えてきました。 |
山頂への最後の登りは笹の中の登山道。 | 何か社のような物が見えました。人の声も聞こえますよ。 |
山頂です。結構しっかりとした祠ですね。 | 周りは真っ白ですがとりあえず記念撮影。 |
一等三角点なのですね。 | なるほど晴れていれば白山連峰も一望なのでしょう。 |
さすがになじみに無い山が多かったですね。ここは北陸。 山頂には10人ほどの登山者が。こんな日でも百名山ですからね。 |
曇りですが結構汗を掻いたので冷えたノンアルが美味しいのなんのって。ゆっくりとランチタイムです。 |
少し雲が晴れて大野市近郊の集落が見えました。 | さぁ戻りましょう。 |
ますますガスがひどくなってきましたよ。 | 帰りに小荒島に寄ろうかとも考えたが、この天気じゃぁ止めましょう。 |
頂上まで2時間の標柱。ここまで来ればあと少し。 | ちょっとの歩きで林道に到着です。 |
やはり車は1台だけ。お疲れ様でした。4時間弱の山行でした。 | 鬼谷コースとも云うらしい。記載に寄れば丁度4時間のコースとのこと。 |
養魚場を過ぎて最初の林道分岐にはこのような道標。 | その丁度向かい側には石に刻まれた小さなな道しるべがありました。 |
最短コースはその通り休憩込みでも4時間弱で往復できるお手軽コースでした。
問題は林道の走行ですが、SUVでないとちょっと腹をこすってきついかもしれません。
また、駐車スペースが5〜6台程度と狭いので大勢が押しかけると路肩にも駐めるわけにも行かない事が難点です。
それと作業車が走行していますのですれ違いが大変です。
今回も2台ほど、1台は材木を満載したトラックが、もう一台は重機を積んだ作業車が。
両方とも自分が何とかすれ違いが可能な場所までバックしましたが、狭い林道では要注意です。
登山口付近では林道整備?の重機1台が我々を通すために往路復路ともにわざわざ作業を中断してもらい申し訳なかった。
こちらは遊び、先方はお仕事ですからね。
またこの地点で草刈り作業をしていた方から優しい言葉を掛けてもらい、こちらが恐縮する次第でした。
地元の方らしく、「荒島岳はよくこのように曇りの事が多いのですよ」となぐさめて?もらいました。
山バッジは大野市街地に入り平成大野屋にて入手。
大野城の真下でした。
日帰り温泉は道の駅九頭竜の近くの国民宿舎パークホテル九頭竜。300円と格安。
汗をながした後はまた雨の中の高速道路走行が待っています。
往復で13時間のドライブですが、山行は4時間に満たないなんて−−。何だかなぁとついぼやきも入ってしまいますよ。
元々はおK3が友人のROKKOさんと白山へ行った翌日に登る予定の山だったのですが、2日続けては自信が無いとか、うんたらかんとかで未踏になっていたのである。
やはり遠征時は近郊の複数の山を歩きたいものですね。
パフォーマンスが悪すぎます。