○ 火打山

【登った日】 平成22年 9月 4日 (土)
【天  候】  晴時々曇り
【山の名前】 火打山(2,461.8m) 
【時  間】  08:30〜16:10
【同行者】  おK3
【コース】  笹ヶ峰駐車場〜黒沢出会〜富士見平〜高谷池ヒュッテ〜天狗の庭〜雷鳥平〜火打山〜雷鳥平〜天狗の庭〜高谷池ヒュッテ

おK3の強い要望もあり、深田百名山に行く事となった。
安定した高気圧のお陰で猛暑が続きそうである。
そこで2,500m級の山ならば涼しいだろうと言うことで頸城山塊の主峰である2山を訪問することにした。
これらの山々は昨年も検討したのであるが、ヒュッテの予約が出来ずに断念した経緯がある。
今年も例年に漏れず高谷池ヒュッテは人気があるので、天候が確定してから予約するなどと言うことは無理である。
そこで幕営となるわけだが、これも早い者勝ちなのでなるべく早めに場所を確保しなくてはならない。
桐生を4時50分に出発し、笹ヶ峰駐車場着が8時丁度であるのでほぼ3時間掛かったことになる。
この時間に歩き始めれば何とかなるであろうか。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)
を使用した。(承認番号 平21業使、第522号)」

駐車場は2台分の空きがあるだけだった。少し不安になる。
道路を挟んだキャンプ場の駐車場は10台ほど停まっており、そこには水洗トイレもあった。こちらは広い駐車場で100台以上停められそう。
さぁ、火打山・妙高山登山道と掲げられた入口から登山開始です。
8:30にスタートです。
良く整備された木道が続きます。幕営装備一式は重いのです。
特に水は重いのです。
1時間弱で黒沢出会につきましたのでここで1本。休憩中に同世代と思われるご夫婦が到着したので休憩場所を譲り出発する。
くねくねとした急登をこなすと十二曲がりの標識のある場所に出る。 この先もさらに岩のごろごろした急登が続きます。
重い荷物が肩に食い込みます。
今回も水場がほとんどあてに出来ないので9リットル準備してきました。
富士見平の分岐に到着で大休憩です。11時15分になりました。
明日はここまで戻って来るわけですね。
進行方向左手に火打山と高谷池ヒュッテの屋根が見えました。 三角屋根の高谷池ヒュッテに到着。早速幕営手続きをする。
一人400円で二人分800円。テント単位ではありません。
まだ6張りのみだったので安心して好位置にテントを設営する。
テン場は画像で判るように砂地で小石もほとんど無い平な場所である。
設営が終わると何かホッとしてマッタリしてしまう。
アタックザックに水と軽食のみを入れて火打山の頂上を目指します。
重い荷物を肩から降ろして代わりに1kg有るかどうかのものを背負う。
感覚としては何も背負っていないのと同じである。
高谷池ヒュッテ、テン場、湿原を一望。 歩き始めて直ぐに天狗の庭に到着。高層湿原と火打山のビューポイントらしい。
2276m峰の南側斜面は崩落しています。 雷鳥平です。雷鳥を見る幸運には恵まれませんでした。残念。
一応「オーィ雷鳥」と呼んでみる。現れるはずがない。
この辺り一帯で登山道の整備をしてくれている人々に出会います。
ありがたいことです。頂上が見えてきました。
最後の木道を過ぎて低木をかきわけていくと・・・。
火打山の頂上です。 山頂の様子。結構な広さがあります。
皆さん思い思いの場所で雲に覆われた周辺の山々を見ています。
お不動様?と首の無い小さな地蔵様?。 山頂から直ぐ隣の影火打と焼山は良く見えます。
しばらく待ってもいっこうに雲は晴れそうに有りませんので引きあげましょうか。下山ルートの向こうには妙高山が綺麗に見えました。 何故か気になる2276m峰の崩落して絶壁となっている南側斜面。
ヒュッテの直ぐ先まで戻りました。
ここが明日向かう妙高山への分岐です。
とりあえずヒュッテで冷たいビールを買って前のベンチで一気に・・あぁ生き返る。テン場に戻ってみるとありゃりゃ倍以上の数に増えている。
これから寝るまでの時間が結構ある。

ゆっくりと夕食を摂ってゴロンと横になると結構睡魔が襲ってきたりする。

まだ外は明るいし、周りの喧噪は止むことは無いのだけれどもおもむろにシュラフの中に入ることにした。

いつの間にか寝入ってしまったのだが、突然の大きな鼾で目が覚める。

どうもお隣のテントの御仁らしい。特定のリズムでゴゴォーとくる。

こればっかりはしょうがないので特製耳栓をすると、あーら不思議、これでぐっすりと出来ます。

ところが夜中に又鼾で目が覚める。
最初は何が起きたかと思ったが、何のことはない片方の耳栓が寝返りを打ったときにはずれたらしい。

再度装着してこれで又大丈夫。

水場はあるのですが、池の水をひいているらしく生水として飲まないように注意書きがある。
このため調理用も含めて水を持参した。
夕方になるとさすがに気温が下がり、高原に来たと実感できた。

疲れてしまって夕焼けも見ず、星空も見ず。朝焼けも見ず。

 

○ 妙高山

【登った日】 平成22年 9月 5日 (日)
【天  候】  晴時々曇り
【山の名前】 妙高山(2,454m) 
【時  間】  06:35〜16:30
【同行者】  おK3
【コース】  高谷池ヒュッテ〜茶臼山〜黒沢ヒュッテ〜大倉乗越〜長助池分岐〜妙高山〜長助池分岐〜大倉乗越〜黒沢ヒュッテ〜富士見平〜黒沢出会〜笹ヶ峰駐車場

周りが賑やかなのでいやがおうでも目が覚める。
5時を過ぎたのでおもむろに起き出して朝食の準備に取り掛かる。
朝食は至ってシンプルにパンとスープと魚肉ソーセージである。
シュラフをたたんで、夜露でびっしょりのテントをしまう。
まわりの人達はどんどん準備して出立していく。
我々が出立するときに残っていたのは3張りのみであった。

朝露の滴る笹を避けながら岩の道を黒沢ヒュッテへ向かいます。 振り向くと昨日見えなかった北アルプスが姿を現しました。
道は山道となり、ピークらしき場所で手書きの茶臼山の山名板を見る。 その先には黒沢ヒュッテと黒沢湿原、そして外輪山と共に妙高山。
黒沢ヒュッテはドーム形。
ここのテン場は狭く10張り前後だろうか。
3張り程残っていたが、けっこうゆっくりなのですね。
ここで重いザックはデポし、アタックザックのみで妙高へ向かう。
それにしても幕営用ザックは見るからにでかくて重そうである。
水と食料が減った分だいぶ軽くはなったが容積はそれほど減らない。
最初は外輪山登りである。
そこそこの急登をこなす。
大倉乗越と呼ばれる外輪山の稜線に着いた。
ここからは勿体ないことにかなり下ることになる。
長助池が目に入ってきた。 急な場所にはロープが備えてある。
期待していた水場であるが、涸れていた。
ここで休んでいた単独行の女性ハイカーに問うと「涸れていることの方が多い水場」だそうです。
せっかくここで美味しい水をガブのみしたかったのに残念である。
涸れている水場の直ぐ先が長助池分岐です。
木陰でベンチもあり、絶好の休憩場所です。
風が涼しくて気持ちがよい。
ここで一息入れてこれからの急登に備えましょ。
さぁ、頂上まであと1km。空身は楽ですね。 岩がごろごろ。
急登をこなすおK3。 高度を稼いだ所から。外輪山の外に北アルプスが雲間から見えた。
頂上直下には妙高大神が祀られた石祠が有りました。 石祠の直ぐ上が頂上です。北峰。多くの登山者が休憩しています。
南峰に足を延ばすと大きな岩が。日本岩だそうです。
この岩は何とか登れそうですが、ウゥーム止めておこう。
代わりに手前の低い岩に登って雰囲気だけ。
背景には頸城の山々が見えます。
さぁ下山に掛かりましょう。午後になると少し気温が上がったようです。 途中にツルハシが放置されていました。整備したときの忘れ物か?。
1箇所だけ要注意箇所が有りました。ここは斜面が崩落しているので、滑ると結構下まで落ちてしまいますよ。慎重に且つ迅速に渡ります。 暑さのせいもあり、段々と疲れてきましたのでロープの補助は助かります。
黒沢ヒュッテに戻りました。何人ものハイカーが休んでいます。
テーブルで鍋焼きうどんを調理していると、お隣のテーブルのご夫婦が「クレープを少しいかがですか?」。
せっかくなのでいただいて、お返しは手持ちのSOYJOYを。
ちなみにクレープは黒沢ヒュッテの名物です。
おK3がヒュッテで火打と妙高の山バッジを購入して黒沢ヒュッテとお別れです。
黒沢湿原を横目に見ながら富士見平に向かいます。
道は木道で、周辺の笹も綺麗に刈って有ります。 黒沢ヒュッテからは又フルセットのザックを担ぎます。
でも水も食料も減っているのでずいぶん軽くなりました。
黒沢の源流部辺りの橋を渡ります。
折れていますが大丈夫でした。
沢はほとんど水がありません。
後は昨日の登路をそのまま下ります。
途中の黒沢出会で思いっきり冷たい水を飲みました。
沢水なので最初ちょっと味見をしてから。大丈夫そうなのでごくごくと。
木橋まで戻りましたので駐車場は直ぐそこです。 30台は停まっていた駐車場は6台ほどに減っていました。
杉野沢温泉センター苗名の湯で2日分の汗を流して社会復帰です。

この風呂で途中一緒だったご夫婦に再会。

黒沢出会いで水を飲んでいるときに帽子を落としたのを対面から知らせてくれた方である。

湯船の中で色々とお話を伺うと、お住まいは都内足立区なのであるが100名山は55山を登っていて、しかも遠くから制覇しているとのこと。

1000円高速の恩恵を最大限に生かすというとで理にかなっています。

南北中央アルプスと八ヶ岳はこれからなのだそうだ。

しかしキャンピングカーまで購入とは力が入っています。

どこかで再会を約して別れる。

この両山、二日目と言うことも影響しているかも知れないが、妙高の方が骨が折れた。

初日の黒沢出会で会ったご夫婦は結局同じペースで同じルートを回ったため、拠点拠点で何度も顔を合わすことになった。
最後は駐車場で「お世話になりました」とお互い手を振って別れた。
クレープをいただいたご夫婦、お風呂で一緒になったご夫婦、結局皆さん同じ様なペースではあったが、我々がいつも一番遅かったのは確かである。

深田百名山はさすがに登山者も多く、登山道も整備されているので迷う場所もない。
地図を見る目的はどの辺りまで来たのかの確認だけであった。

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