西吾妻山

【登った日】  平成21年 10月12日(月)
【天  候】  晴
【山の名前】 西吾妻山(2035m) 西大巓(1982m)
【時  間】    9:00〜17:00
【同行者】   おK3
【コース】       天元台高原ロープウェイ駐車場〜リフト頂上駅〜人形岩〜梵天岩〜天狗岩〜西吾妻山小屋〜西吾妻山山頂〜西吾妻山小屋
        〜西大巓〜西吾妻山小屋〜若女平〜天元台高原ロープウェイ駐車場

二日目は安達太良山を諦めたこともあり、ゆっくり朝食を摂ったりしていて出発が予定より遅くなってしまった。
本当はロープウェイの始発の8:00に間に合うように駐車場まで行くはずだったが1時間も遅くなり、結局9時の便になってしまった。

3段に分かれている天元台高原ロープウェイ駐車場であるが、すでに2段は満杯で、我々が一番上の段の駐車場に止めてしばらくすると
そこも満車になったようである。

兎に角昨日の磐梯山といい、百名山はこの季節何処へ行っても大人気である。

Map

最上段の駐車場に止めてロープウェイの湯元駅を見る。
登山者と観光客が混ざっているが、この時間帯は登山者の方が多いようである。
ロープウェイを降りると天元台である。ここからはスキーのリフトを3つ乗り継ぎ北望台まで一挙に。
リフトから山腹の紅葉の様子を撮ってみた。 さすがに寒く特に3つめのリフトは距離も有るのでザックからフリースの上着を取り出して着用した。
頂上駅から登山開始である。人形岩方面と、かもしか展望台方面の分岐が最初に有るが人形岩方面へ向かう。かもしか展望台方面へ向かう人の方が多いようである。霜柱の残る登山道を行く。寒いわけだ。 30分ちょっとで人形岩に着いた。
丁度小学生の団体が来ており岩の上は子供達に占拠されていた。
今日も良い天気である。
人形岩と言うから人形の形をした岩が有るのかと思ったが、それらしき物は見あたらない。そういう風に思えと言われれば・・そうかもしれない。 気持ちの良い木道を歩き、大凹へ向かいます。
水場が有りました。
先方に岩山が見えました。梵天岩の様です。 周辺には池塘が多く見られました。
梵天岩へ取り付くおK3です。 頂上の標柱で記念撮影。ここで昼食とします。
梵天岩と天狗岩はお隣さんという距離でした。天狗岩の吾妻神社に参拝します。 西吾妻小屋が見えてきました。
小屋には寄らずに西吾妻山頂上へ向かいます。
笹原の斜面を少し登ると・・・。 呆気なく頂上です。展望は全くありませんが吾妻連峰の最高峰です。
山頂を辞して次は展望の良いと言う西大巓へ向かいます。 登山道は一度鞍部まで降りて叉登り返す事になります。
西大巓への最後の登りです。 西大巓頂上の様子です。360度の展望が有ります。
昨日登った磐梯山の勇姿です。 南東には今回割愛された安達太良山が見えます。
西吾妻山の緩やかな山容です。 西大巓を後にして小屋まで戻ります。
分岐から若女平コースを下山に選びましたが、結構な悪路でした。
こんな事なら戻りもリフトとロ−プウェイにすれば良かったなぁ。
ところどころこのような標識が有り道に迷うことは無いのですが、急なえぐれた滑る斜面には閉口しました。
ところどころ米沢山の会の標識があり、それぞれの地点の名称が記されております。 1時間30分程下ると歩きにくい岩と粘土のえぐられた水路の道が普通の山道に変化します。ヤレヤレです。
若女平に着きましたのでここで一息入れます。 この先辺りは「平」と名が付くだけあってなだらかな場所でした。
その後は少し急な斜面を沢音を聞きながら注意してしばらく降りると登山道入り口に降り立ちました。 橋を渡ってふと上流を見ると・・・・。
沢音の音源でした。

さて、この若女平ルートのコースタイムですが、小屋から若女平までが1時間30分、若女平から登山口までが同じく1時間30分と有りましたが、実際の下りは小屋から若女平までが1時間50分ほどで、若女平から登山口までは1時間ちょっとでした。

最初の若女平までの下りで時間が掛かりすぎてしまい、この分で同じ比率だとすると駐車場着が日没近くになってしまうなと少し焦りましたが、若女平以降はすんなりと下ることが出来ました。

一部気を付けて走行しなくてはならない場所もありましたが。

はっきり言ってこのルートはお勧めでは有りません。

そこそこ整備はされているので薮では有りませんが、一般道とは言い難い。

この下山ルートで会った登山者は若い単独行の男性1名と20代のカップルの計3名だけでした。

これにて2日間に渡る福島の100名山探訪は終了しました。
安達太良山へは行けませんでしたが、吾妻連峰の奥深さが判かりました。
東吾妻からの縦走コースも面白そうですね。
この山域全体を深田久弥は百名山とするに足ると考えたのだと思われるが、その意味合いの一端に触れた様な気がする。

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