○ 出羽三山 (月山、羽黒山、湯殿山)

【登った日】 平成 24年 10月 6日(土)
【天  候】  曇
【山の名前】 月山(1984m)
【時  間】    7:20〜11:40
【同行者】  おK3
【コース】    八合目駐車場〜佛生小屋〜月山神社〜佛生小屋〜阿弥陀が原小屋〜八合目駐車場

 足利の湯殿山へ登ったときに、いつかは勧請元へ行こうと思っていた出羽三山。

今週は3連休でありアルプスはどこも超満員なので東北の温泉に骨休みに行くことにした。そうだ紅葉の蔵王温泉に行こう。
せっかくだからどこか近くの山に登ろうとなるのが当然の成り行きである。
蔵王温泉への前後に山に登ることを画策すると、2日目は当然の事ながら蔵王山のお釜見物をして帰桐となる。
それでは初日はどこへと考えると・・・候補に挙がるのが飯豊連峰や朝日岳であるがとても夕方までにホテルにたどり着けない。
そもそもこの両山は単独で計画をする山で、温泉行の前後に軽く登れるようなやさしい山では無い。
そこで候補となったのが月山である。
月山に行くなら出羽三山でしょうとなり、登山の後に残りの2社への訪問となった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

金曜日の仕事を終えた後に車に荷物を積み込み長距離ドライブに出発です。
2時頃までに登山口の八合目駐車場に着くのが理想であるが、途中で眠たくなること必定であるので、寒河江SA,月山湖PA、道の駅月山と3つの場所を車中泊候補とした。
結局道の駅月山到着にて眠くなりここで車中泊。

道の駅月山を6時過ぎに出て登山口に向かう。八合目駐車場は7時前に到着するがまだ20台前後の駐車であった。 湿原の遊歩道が整備されており、登山者よりも遊歩道を散策する観光客で賑わうようである。
草紅葉が良い色を出しております。 遊歩道は木道が整備されています。
弥陀ヶ原湿原を離れ登山道に入ります。 今年は遅いと言われる紅葉ですが、そこそこ色付いて来ています。
1679ピークが尖っています。 岩が混じる雄大な緩斜面を淡い黄葉が彩ります。
登山道は途中石畳状となる。整備に人手が掛けられていますね。 頂上部に目をやると赤い紅葉の比率が高くなります。
登山道中間地点に佛生小屋。 佛生池だそうです。石柱には九合目佛生池とあります。
行者返し。修行が足りないと羽黒山へ戻されるらしいが今日は大目に見てもらいましょう。 頂上直下の石の登山道を登りきると・・・。
月山神社に到着です。 これ以降は神域につき撮影禁止と聞いていたので自粛。
頂上小屋方向を見下ろすがガスが出ていて視界不良。 何にも見えないので早々に下山にかかります。以下下山時の紅葉風景
池塘もチラホラ。 戻りは御田原参篭所(中之宮)経由でもどりましょ。
鳥居には月山本宮とありますので山頂までの参道の入り口ですね。 撫で兎。この類いはまず撫でてみるおK3。

遊歩道から途端に人口密度が上がります。

駐車場に近づくとなんと大型の観光バスが4台も停まっています。

もちろん一般車駐車場も満車状態ですね。

なんと言っても今日は三連休の初日ですから。

紅葉を求めて東北の名所に出かける人が多く、われわれもその一員です。

駐車場の隅で頂上で食べそこねた昼食を摂る。

さて、三山巡り(実際は1山2社であるが。)の二つ目に向かいましょうか。

 

羽黒山(出羽三山神社)

400円の有料道路代金を支払って売店のある駐車場へ。
鳥居を潜った先の広場から本殿に向かいます。
出羽三山神社です。三神合祭殿。
山そのものは414mの丘みたいなものですね。
月山神社を中心に左に湯殿山、右に出羽神社。 広場の大杉。次の湯殿山神社に向かいましょうかね。

 

湯殿山(湯殿山神社)

昨日車中泊した道の駅月山を通過し月山ICへ向かう途中で湯殿山へ分岐。
有料道路で400円を支払い仙人沢駐車場へ。
ここから参拝バスに乗って湯殿山神社本宮入口へ。代金は往復300円。

湯殿山神社本宮入口には「なで牛」。おK3はどうしたかって・・・もちろんなでなでしていましたよ。牛は撫でられて黒光りしていました。 これが女尊男卑のトイレ(笑)。
女性用は新しくて大きいのですが左側の男性用はご覧の通り。
駐車場に戻り大鳥居を写す。 湯殿山神社本宮訪問をもちまして三山参拝完了。

ちなみに本宮は神域につき撮影は禁止との事であったので記録なし。
本宮ではまず裸足になり500円の祈祷料を納めて祈祷してもらった後御神体拝観となるが、詳細は「語るなかれ」「聞くなかれ」と戒められた霊場なのだそうですのでこれくらいにしておきます。

あとはお楽しみの蔵王温泉です。
ホテル到着が予定時間より遅くなりそうなので電話を入れると、18:00前には入ってくださいと言われる。
18:00前には着けるだろうと途中でGSに寄って給油などしながら17:30前には着いた。
遅く着いたので夕食は一番遅い時間帯の19:00からと言われてしまうがこれは致し方の無いところ。
夕食前に硫黄臭のある草津や万座の湯を少し軟らかくしたような湯につかる。
山形ですので夕食のメインはやはり山形牛のしゃぶしゃぶ・・・、大満足ですな。

 

○ 蔵王山 

【登った日】 平成 24年 10月 7日(日)
【天  候】  曇
【山の名前】 刈田岳(1758m) 熊野岳(1841m) 地蔵山(1736m)
【時  間】    9:50〜12:50
【同行者】  おK3
【コース】   ハイライン終点駐車場〜刈田岳〜熊野岳〜地蔵山〜熊野十字路〜 ハイライン終点駐車場

 ゆっくりとバイキングの朝食を摂った後ホテルを後にし、蔵王エコーラインを走る。
刈田峠分岐で蔵王ハイラインに乗り刈田岳頂上直下の駐車場に向かいます。
この駐車場は遅くなるとすぐに満車となり駐車待ちの車が列をなすと聞いているので気になってのだが、何とか一番上の第1駐車場に停めることが出来ました。
まずは売店で山バッジを購入してお釜見物に出発です。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

この時間で第1駐車場はそろそろ満車となりそうでしたよ。 最初は刈田岳へ。
刈田嶺神社。参拝しましょ。 お釜を背景に刈田岳山頂。
お釜をズームしてみる。この後各角度から撮影する。 馬の背を熊野十字路分岐に向けて進むがガスで覆われていますよ。
馬の背の途中から撮影。 馬の背を離れて少々なだらかに降ります。ハイトス今日は空身。
正面に見えるのが避難小屋。 熊野十字路。屋根の無い避難小屋跡と・・・。
屋根のある避難小屋。 熊野十字路を熊野岳に向かいます。相変わらずガスが・・・。
山頂にある蔵王山神社に到着。 蔵王山神社の石柱。
蔵王山神社に参拝。(熊野神社から改名されたそうです。) 熊野岳山頂標柱にて記念撮影。
熊野岳からは地蔵山に足を伸ばしましょうかね。ガレ場を降ります。 そのうち熊野十字路からの登山道に合流。
石畳や木道の登山道を行くと・・・。 地蔵山に到着。広い山頂には7名ほどの登山者がいるだけ。
すぐ下にRWの駅が見えました。正面右の山は三宝荒神山。
この辺り紅葉が綺麗ですね。
山腹斜面も画像にするとこの程度ですが、実物は淡い黄葉と言った風情で味わい深いものがあります。さぁ戻りましょう。
ワサ小屋跡まで戻りました。ここには怖そうな石像があります。 ヤマンバの石像ですね。怖そうなお顔も道理な訳です。
馬の背の南上部から。 馬の背の丁度真ん中辺りから。
お釜展望所?(馬の背の一番南側)から。 お釜の右側には縞模様の見える断崖が。

遠方の山は全く見えなかったが、お釜を各角度から十二分に満喫出来ましたので満足です。
石塚さんもひらさんも来られたときはガスがもっと酷かったようですので今日はまだましだと納得しましょう。
規模は草津白根のものより大きいので迫力があります。

 

エコーラインを降る途中で滝見台という看板を見つけたので寄ってみた。

駐車場は10台が限度でしょうか。
この看板の階段を降ってすぐに滝が遠望できます。
カニとウナギの壮絶な争いって、どんなんでしょうかと想像してしまいましたよ。
落差のあるなかなか立派な滝でした。

この滝のずっと右手上方にも滝が見えましたが、こちらについての説明文はありませんでした。

この辺りは全く紅葉が始まっていません。

今日はそれほど汗もかいていないので日帰り温泉はどちらでも良かったのですが、この神の湯というのが日本の温泉100選に入選とあったので寄ってみた。

ちなみにこの地域の温泉場は「遠刈田(とおがった)温泉」です。代金が300円と破格ですが、シャンプ−、ソープは備えてありませんので持参する必要があります。

熱い湯とぬるい湯があるのですが、だれも熱い湯には入ろうとしない。そのうちタオルをねじりはちまきにしたオッサンが熱い湯に入ったが熱くてすぐに飛び出す様子でも無いのでハイトスもおそるおそる入ってみた。

やせ我慢して44から45度の湯に入っていたのですが・・・・やっぱり熱い・・先に先ほどのオッサンが湯船から出たのですが、このときに湯をかき混ぜたので、折角均衡をたもっていたバランスが崩れてしまい・・もっと静かに出ろよと言いたくなるのをぐっとこらえるのであった。
このあと数分でギブアップであった。

あまり熱い湯は体に良くない。
全身ゆでたこみたいに真っ赤になってしまったでは無いか。

神の湯は駐車場が心配であったが、隣に無料の駐車場があった。
満車であったが回転が速いと見えて少し路肩で待ったいたらすぐに空きが出来た。

今回の山行は温泉が主なのか山が主なのかよく分からないが、骨休みが目的とした割には骨休みにはならなかった。
やはり5時間超のドライブはやはりきつい。
おまけに帰路は案の定東北道で渋滞に巻き込まれるし。
本日が休日なので自宅でゆっくりと休めるのであるが、完全休養日と称して二人とも一歩も自宅を出ないのであった。

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