○ 浅原百観音

【登った日】 平成 25年 2月 9日(土)
【天  候】  晴
【山の名前】 622.9m峰 点名:瀬見
【時  間】    12:30〜15:15
【同行者】  単独
【コース】    愛宕神社前路肩〜大間々基準点〜622.9m峰〜500m峰〜林道〜愛宕神社前路肩

急遽単独行可能となったのだが、諸事情により前日深夜まで行く先が決まらぬままであった。
こんな時は近くの藪山が最適であろうとお隣大間々の浅原百観音を見物に行くことにした。
近くの藪山といえば622.9m峰(点名:瀬見)である。
尾根の突端から登りはじめて復路は1本東の尾根を降ることにした。
この尾根は一昨年に梵天山から大畑山を周回したときに南に降ると大間々の浅原まで尾根伝いで降れるなぁと思った場所である。
そうしたら今年になってなんとあにねこさんが梵天山と絡めて歩かれたのである。
自分以外にもこのような極めてマイナーな尾根に着目し、しかも歩く方がおられるのである。(^^)
あにねこさんとは逆のコースで浅原の百観音を見物してから尾根を登ることにした。
復路であるが、当初は500m峰からそのまま尾根を南下し駐車地点の愛宕神社まで尾根通しで歩くつもりでいたのであるが、500m峰で南下地点を通り過ごしてしまったのである。
GPS持参の割にはお粗末な結末となってしまった。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平24情使、 第654号)」

起点の愛宕神社鳥居。道路を挟んだ路肩に駐車スペースあり。 鳥居の側に観音像。
浅原百観音に向かう途中で本日の目標の山々が。
左から421標高点峰、622.9標高点三角点峰、500m峰である。
浅原百観音へ向かう途中で道路左側に赤い鳥居。
石祠が何基かあったが、そのうちの一つに道了宮とあった。
浅原百観音である。
壮観である。
正面から。この左端には霊泉が湧き出ているとのことで何本ものペットボトルに採水している人がいた。
少し戻って地形図に記載の無い橋を渡る。 尾根の縁を走る車道の初っ端の所に作業道らしきものを発見。入る。
すると多数の石祠が忽然と現れた。
9基の石祠と1基の石碑である。
尾根を登り始める。最初の内はこのように藪は薄いのだが徐々に藪と倒木がうるさく感じられるようになる・・が酷い藪では無い。
少し登ると石祠。銘は無いようである。 小藪の五月蠅さが少し軽減されてきた。
大間々町(現みどり市)基準点No.1である。 421標高点ピークに到着。
ここは北東方向が伐採されており景観が開けていた。
左の山は500m峰であるがその奥に十二山から赤地山が見える。
北のもう一つのピークには大きな松の枯木が屹立していた。
この山域一帯がそうであるが枯死している松を多く見かける。
このピークからは今回の目的地である622.9m峰が目の前に見える。 この二つのピークを越えてからは藪はほとんど無くなった。
歩きやすい尾根である。 はじめて目印テープと思しきものを目にした。歩く人があるようですね。
目印テープからはすぐに622.9標高点三角点峰頂上に着く。 薄い雪の中で三角点が顔を出していた。
すぐ側の木にはピンクのテープとRK氏の標高プレート。 樹木で判り辛いが赤城山が見える。水を一口飲んで帰路につく。
すぐに引き込まれそうな広いなだらかな尾根。この尾根はこのまま降ると三角点の点名である瀬見集落に直に降る事になる。ここは降りない。 南に降るのだが支尾根に引き込まれない様に頻繁に地図を見ながら方向を定める。
樹間から見えるのは高倉山や駒見山であろうか。 里山の雑木のまばらな歩きやすい尾根である。
すわっ岩場出現かと喜色顔面に満ちてと思ったら・・・。ほんのこの一部分だけであっという間に終わってしまいました。がくっ。里山でも少し面白みのある場所があるとそれだけで印象がとても良くなるのであるが。 500m峰頂上付近には赤い杭が一本。ヤケに印象的であるがここでルートを間違えた。画像の場所を何も考えずに道なり(尾根なり?)に直進してしまったのである。ここで地図を見なかったのが悔やまれる。
その先も急に踏み跡としか思えない尾根となり間違えに気付かず・・・。 しかしあっと言う間にまたしても小藪が出てきて・・・。
おまけに傾斜も少し急になってきた。どうも尾根を間違えたみたいなのでGPSで確認すると・・500mピークを南下しなくてはならないのに南西の尾根を降ってしまったようである。戻るほどの事も無いのでこのまま進む。 小藪とそこそこの傾斜の斜面を下って行くと先に集落が見えて来ました。
間違えた尾根ルートは月下沢集落へ直に降りるルートになる様です。
最後に雑木のまばらな急斜面を降りると作業道に降り立ちました。 一部ジグザグに降りてきた急斜面の様子。
作業道を進むと鎖が渡しておりこのような看板が。 林道を下っていくと集落が現れました。
この後は車道をただただ南下すれば駐車場所にたどり着きます。

浅原百観音の見物を含めても3時間と掛からない里山散策でした。

間違えて当初予定の尾根通しで歩くことは叶いませんでしたが、500m峰の先も同じような小藪の尾根が395.9m峰の三角点まで続くものと思われます。

さぁ帰ってこれから明日に掛けて孫いじりです。

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