○ 家の串から要害山縦走

【登った日】 平成 24年 月 日(土)
【天  候】  曇時々晴
【山の名前】 田沢奥山(1260m) 中野山(784.5m) 要害山(592.9m)
【時  間】    7:05〜16:20
【同行者】  桐生山野研究会Mさん、あにねこさん
【コース】    田沢林道始点手前〜家の串〜田沢奥山〜1215.6三角点峰〜969.8三角点峰〜中野山〜田嶋峠〜中山峠〜要害山〜高橋登山口

 田沢奥山南の1216m三角点峰から中野山の区間は未踏であった。
季節的にはやはりヤシオの綺麗な時期に歩いてみたいと思っていたが、Mさんからお誘いがありましたので紅葉の里山見物に繰り出しました。
里山の尾根下りと思っていたのであるが計画を聞いてみるとと、平仁手の田沢林道から旧峠道を辿り家の串へ、そして田沢奥山へ寄った後は境界尾根を下り中野山へ、そして要害山(五覧田城址)までというロングコースであった。
こりゃぁ8〜9時間は掛かりそうな気配なので里山とはいえ7時には歩き始める様に出立しなくてはなりませんね。
まず下山口の要害山高橋登山口にあにねこ号をデポし、一路平仁手の田沢林道へ向かう。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

倒木により田沢林道起点まではたどり着けず途中の路肩に駐車。 山肌の紅葉。
田沢林道を過ぎて沢沿いに進みます。 直に田沢奥山に行くにはこの沢分岐の尾根に乗りますが、今回は旧峠道を辿る計画なので左へ。
苔が滑るので慎重に。ハイトスもスッと越えられず慎重。 沢の源頭部まで来ました。
直登は厳しそうなので左の斜面に。 踏み跡のある尾根からはトラバース気味に家の串に向かいます。
家の串近辺は背丈の短い笹とまばらな灌木の生える緩やかな斜面。 家の串到着。山名板の類いはありません。
田沢奥山へ向かいます。 紅葉の中の緩い斜面を登ると・・・。
田沢奥山山頂です。1972年の山名板は健在です。昨年春以来です。 境界尾根を南下します。途中で送電線巡視路と合流。
送電線鉄塔のある1147標高点付近。 その先には1216m峰。
紅葉の斜面を登ると・・・。 1216m三角点峰です。ここで1本。
ここから先が未踏の尾根筋です。 小さなアップダウンが続きます。
ちょっとだけ急な下り。 熊棚。前方の木の上に動物がいるとの声で皆一斉にカメラの準備。
熊を撮りたい一心で逃げるなんてことは一切考えない人たちであった。
残念ながら木を降りたその動物は脱兎(脱熊)のごとく逃げ去り画像に納めることは叶わなかった。
ポツリポツリと稜線上に露岩が目立ち始めます。 里山の紅葉もなかなかいいものです。
右手にヤケに開けた場所があるので偵察におりてみましょ。 伐採跡でもなさそうだし、山火事の跡にしちゃぁ狭いし。
970m三角点峰。点名は戸ノ口。ここで1本。 三角点峰から次のターゲットである中野山が続く尾根の先に見えた。
ちょっとだけ細尾根。 970m三角点峰を振り返る。戸ノ口山(仮称)と言うのはどうだろうか。
藪もほとんど無い歩きやすい尾根である。 中野山への手前に石祠。
賽銭が見られるので登山者以外でここを歩く人も結構あるようだ。
中野山山頂。一昨年の春以来。この時はhishiyamaさんに案内いただきあにねこさんと一緒だったなぁ。 山頂で憩う皆さん。
境界に戻る。この目立つ松は覚えがあるなぁ。 要害山まではまだまだあります。
栗生山は目立ちます。 辿ってきた尾根筋を眺める。長かったなぁ。
鏡岩。この削れた跡が不思議な岩です。 田嶋の十二様の石祠。田嶋峠です。
なだらかな尾根の歩き。 栗生山の背景に赤城山。
緩い斜面を登ると・・・。 中山峠。ここまで来ると要害山はすぐそこ。
またしても緩い斜面を登ると・・・。 要害山山頂です。展望台へ。
五覧田城址。 ここが終点の頂ですのでゆっくりと景色を眺めましょ。
背景の一部雲に隠れた山は粕尾の地蔵岳辺りだろうか。 右端が三境山。正面左は白浜山であろうか。
頂上を後にして高橋口登山道に下山します。 高橋口登山道が見えました。
前回は高橋口登山道への道が判らず方向だけで急斜面を降りましたが、今回は検討の結果山腹にある駐車場に向けて下り、林道に上がらずに降ると高橋口登山道に出る事ができました。

今回のルートは危険な場所も急登、急下降も無く、まわりの景色を十分に楽しみながら縦走出来ました。

ただ長いです。

後は平仁手の林道においてきたハイトス号を回収に。

日が短くなったので少し心配でしたが、何とか明るい内に回収してR122に出ることが出来ましたのでヤレヤレです。

 

今回もあにねこさんからいただいた画像を多数使用させていただきました。有り難う御座います。

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