○ 袈裟丸山
【登った日】 2013年 12月 8日(日)
【天 候】 晴れ
【山の名前】 前袈裟丸山(1878.2m) 後袈裟丸山(1908m)
【時 間】 7:50〜14:00
【同行者】 おK3
【コース】 群界尾根登山口駐車場〜1504標高点〜1649標高点〜前袈裟丸山〜後袈裟丸山〜八重樺原〜群界尾根登山口駐車場
昨年秋に訪れたときはオーソドックスに群界尾根コースを往復したのであるが、その事前調査時に前袈裟の南西尾根の記録を読んだ。
そのことを記事の末端に記したところたそがれさんが早速実践された。
今回はそのたそがれさんの記事を参考に後追いしてみることにする。
前袈裟頂上付近で少し深い笹薮とのことであるが、この程度であればおK3も大丈夫であろうとふんでのことで有る。
前回同様自宅から丁度50分で群界尾根登山口の駐車場に着いた。
途中から道路は風花が堆積して白くなっている。
又、ハンターの車が何台も停まっているのも気になるものである。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、
第654号)」
駐車場へは一番乗り。大滝方面に少し戻り作業道に入ります。 | 取り付けそうな尾根を物色しながら適当なところで沢に降ります。 |
何処で渡渉しようかな・・。おK3が渡渉できる適当な場所が無い。 降り立った場所から上流部へ移動する。 |
石には雪が付いて氷も張り付いているので渡渉場所選びに時間が掛かってしまいました。この間ハイトスは3度ほど渡渉を繰り返す。 |
取り付きから急登です。 | おK3ここで滑ってしまい腹ばいのまま1mほどずり落ちてしまいましたが立ち直る。その経緯を表す跡がくっきりですね。止まって良かった。 |
小尾根に乗って少し歩きやすくなった。 | あと少しで稜線だ。 |
稜線に出るとこれまた典型的な歩きやすい里山の尾根です。 | 開けた場所に出ました。スッキリとした風景です。 |
その場所から見た復路で辿る八重樺原。お隣の尾根です。 | 急登は雪が着いているのでやっかいだがアイゼン装着ほどでは無い。 |
笹の 尾根となりました。膝下です。 | その笹が頂上に近づくに連れて徐々に深くなっていきます。 |
最初は腰上まで。 | 次に胸の高さに。 |
ついには頭が出るだけに。 | 登りきった場所が前袈裟丸山頂上です。誰も居ませんね。寒いです。 手袋に着いた水分が凍ってしまい手が痛い状態。 ここで予備の乾いたグローブに交換です。 |
軽く食事をして後袈裟に向かいます。踏み跡は無し。 | いつ見ても素晴らしい景色ですねぇ。 |
庚申山方面。奥には太郎山と男体山。社山、半月山も見えますね。 | 八反張りは雪が付着しており危険ですね。 |
念のため補助ロープを垂らしました。 | 八反張りから上り詰めると背後には前袈裟の北斜面。雪が消えません。 |
登り切った場所が後袈裟丸山頂上です。ここでも軽く食事。 | 下山は群界尾根コースを辿ります。急斜面は滑るので慎重に。 |
降り始めて10分もしないうちに本日はじめての男女ペアに出会う。 | 玉子石小型版。一年ぶりですね。 |
境の十二様も同じく一年ぶり。 | 八重樺原から見た前袈裟丸山と後袈裟丸山。 |
往路で辿った尾根。ここで写真を撮っていると単独行の男性がやって来た。この時間だと頂上往復は日没ギリギリであろう。 | 八重樺原を過ぎた辺りから足元に雪は無くなりました。 |
最後は長い木階段を降りて駐車場へ。
3台の車が見えます。 すれ違った2組のものであると容易に想像が付く。 ちなみに最初に出会ったペアの方であるが、われわれの車を見ているのに足跡が無いので不思議だったとのこと。 前袈裟への南西尾根の話をしたら納得しておられた。 最後に駐車場で追いつかれたのであるが、ここで南西尾根についてそのようなルートが有るのか聞かれたが、返答に困るのである。 明確な登山道は無いが歩けますよとしか云いようが無い。 ちなみに危険箇所は無く、最後の笹薮をいとわなければこの周回ルートもなかなかいいのでは無いかと。 言えることは南西尾根は前袈裟丸山への最短ルートであろうと。 |