○ 後袈裟丸山(群界尾根)

【登った日】 平成 24年 10月 14日(日)
【天  候】  曇時々晴
【山の名前】 後袈裟丸山(1908m)
【時  間】    7:10〜12:55
【同行者】  おK3
【コース】   群界尾根登山口〜八重樺原〜境の十二様〜後袈裟丸山〜境の十二様〜八重樺原〜群界尾根登山口

 紅葉には少し早いかもしれないがアプローチの近さにつられて偵察がてらに群界尾根コースを辿ってみた。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第548号)」

群界尾根コースの登山口。駐車場は5台分。1台先客有りです。 このコースは木階段の急な登りから始まります。
登りきるとしばらくは平坦な歩き。登山道の笹が綺麗に刈り払われています。有り難いことである。 案内図にあった八重樺原の三角点。
1415m標高点です。
八重樺原はこの三角点から続く笹原の尾根の事と思われます。 紅葉は少しずつ始まったといったところ。
桐生や安蘇山塊の山々がシルエットとなって見えます。 正面には前袈裟、後袈裟、中袈裟が見えて来ました。
つつじ岩の石柱。春はツツジが綺麗な場所なのでしょう。 沢を挟んだ向かいの山腹には淡い赤や黄色がまだらに。
登山道にもチラホラと。 石祠がありました。境の十二様。
斜面にもチラホラ。 岩尾根はしっかりとしています。
笹の刈り払いは八重樺原だけでなく登山道全体にわたっておりました。 この谷方向は結構きれいでした。
ちょっとした登りはありますがおおむねなだらかな登山道です。 紅葉のトンネルとなっている登山道を行く。
頂上直下は少し急登が続く。 中袈裟から奥袈裟、法師岳と奥深い山々が見えました。
尾根に乗ったら右に。頂上はすぐそこ。 後袈裟丸山頂上。残念ながらガスが出てきました。
山頂には折場登山口から来られたNさんが一人だけ。

電車で来られたそうで昨晩は沢入駅でシュラフにくるまって寝て、登山口までテクテクと歩いてきたそうです。

お話を伺うとこの方百名山はいうに及ばすマッターホルンやモンブランも登頂されたとか。(驚)

しかも群馬や栃木、茨城のマイナーな山も結構登られていてビックリです。
やっとガスが晴れて前袈裟が姿を現しました。
こんな状態なので前袈裟へは行きませんよ。

バーナーで湯を沸かしカップ麺を食していると続々と4名ほどやってきたのには驚いた。
そのうちの2人組の方は地元の東の方だそうです。
この方も山歴を聞くと健脚であるだけで無く穂高のジャンダルムをこなすなど難所も経験されているとか。
何で後袈裟というマイナーな山にこんなベテラン達が集合しているのだろ?。

登山口から駅まで歩くのは大変だろうからとNさんを乗せていくことになったので一緒に下山する。しかしNさん、早い早い。 往路では気がつかなかった玉子岩の小型版。
紅葉は来週辺りに全盛となるであろうか。 山頂を振り返るとガスは晴れたようである。
笹原のなかに白樺などの灌木がまだらに。日光の風景のようです。 この木の梯子を下りると木階段が続き終点の駐車はすぐそこです。
登山道には小さな山栗がたくさん落ちている。
熊はここにはこないのかなぁ。
登山道に戻りました。日帰り温泉も寄るほどではないのでNさんを花輪駅まで送ったあとは水沼をスルーして自宅へ急ぐ。

群界尾根登山口は自宅から50分で来ることが出来るので折場登山口よりはずいぶんと近く感じる。
今回この登山口から前袈裟への尾根を登るルートはあえて採らなかったが、周回するのであればその方がおもしろい。
相互リンクのTomoの奥利根山歩き、気ままな男の山歩き、楽しい群馬の山歩き他の皆さんはこの周回ルートを歩かれている。
踏み跡もちゃんとあるようである。


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