○ 黒檜山 駒ヶ岳
【登った日】 平成22年 1月23日
【天 候】 晴れ
【山の名前】 黒檜山、駒ヶ岳
【時 間】 9:50〜13:40
【同行者】 おK3
【コース】
黒檜登山口駐車場〜黒檜山山頂〜展望場所〜駒ヶ岳山頂〜駒ヶ岳登山口〜黒檜登山口駐車場
雪山歩き入門編として晴天の赤城山へ行くことにした。
今週末にようやくスタッドレスとアイゼンとわかんが揃ったので急遽雪山訓練がしたくなったのである。
鑑みれば桐生に来て三十有余年一度も厳冬期の赤城山を訪問したことが無かった。
(普通はワカサギ釣りやスキーでもしない限り真冬にこの山には用はない。)
なのにわざわざ雪の黒檜を登るために大沼湖畔へやってくるなど数年前以前には考えられなかった事である。
中古のスタッドレスだが、途中のカーブでちょとアクセルを強く踏んだ時にお尻が流れたが、それ以外は快調に雪道を登った。
登坂中に黒檜だけが頂上に雲をかぶっているので、場合に依っては長七郎か地蔵に変更しよう等と話しながら来たのだが、結局
当初予定通りに黒檜と駒の周回になった。
今回は黒檜の登山口対面にある駐車スペースに止めた。 どこに止めても車道を歩く距離は同じである。 |
アイゼンを靴のサイズに合わせるのだが、二人とも最初はゆるめだった為途中で設定し直す羽目になる。 |
樹木の幹に雪が貼り付いている。 先日物見山で見た光景の規模を大きくした様相である。 |
登山道の雪の表面はサラサラだが、すぐ下の踏みしめられた雪は結構かたく、又凍っている箇所もあり、アイゼンが良く利いて登りやすい。 |
頂上付近の木々は皆枝に雪を付着させており、僅かな風でもそれらが粉雪状となり頭上に振り掛かる。 | 1時間と20分ほどで頂上に着いた。 先を譲った人1名、すれ違った人7名。追い抜いた人0名。 |
頂上では休憩せずにすぐに展望場所に移動する。 | 大沼が真っ白ですね。冬のこの景色も素晴らしい。 |
風を避けて南側の石祠の側でパン休憩。石祠の周辺は新雪のみ。 | 付近の木々の様子。さて休憩を切り上げて駒ヶ岳へ向かいましょうか。 |
黒檜大神では男性2名女性1名のパーティが昼食休憩中で調理中でした。 なんとその中の1名がカップに雪を入れてシロップをかけ始めるではないか。 かき氷を氷点下の場所で食するつもりらしい。 恐れ入りました。 |
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黒檜大神からの下りの木階段。ほとんど雪に埋まっているが所々このように露出している箇所もある。なるべくアイゼンの跡は付けたくないのだが。(外の季節に見るとこの跡が痛々しく感じるのです。) | 駒ヶ岳への稜線を望む。 地蔵も見える。 トレースはしっかり。 |
雪は表面に薄くサラサラの雪が有るが、しっかりとしていて固めの為歩きやすい。 | わかんを出す必要は感じないのでアイゼンでそのまま進む。 所々でスノーシューの跡が見受けられたがほとんど沈んでいない。 |
後ろを振り返ると相変わらず黒檜の山頂付近の雲行きは怪しい。 | 道標が何とか顔を出している。誰かが正面の雪を払ったようだ。 |
駒ヶ岳山頂で先客にシャッターをお願いする。(ハイトスは万歳をしてるのでは無くて枝に掴まっている)この先客ですが大ベテランのご夫婦の様子。「雪山は、ストックもいいけど滑落したときはやっぱりピッケルじゃないと」と自分の白毛門での強烈な目撃談を話していただきました。 | 山頂を後にして下山にかかる。 ハイトス「うーん、そうか、ピッケルが必要か・・・」 おK3「・・・・・」 ふと下を見るとこのあたりは下が氷です。 |
長い鉄階段ですが、ここも所々雪が無い箇所があり、アイゼンを脱ぐわけにも行かずゆっくりと降りました。 | 鉄階段が終わるとすぐに駒ヶ岳登山口に出て、後は車道を駐車場所である黒檜山登山口まで歩きます。アイゼンはここではずす。 |
帰りに氷上がとてもにぎやかなので寄ってみる。 おK3がワカサギ釣りをやってみたいと言い出す。(明日あたりに) お店の人に全部レンタルの場合どれくらい掛かるのか聞いてみたら二人の場合7000円ちょっととの事。 |
早速インタビューを試みる。ハイトス「釣果はいかがですか?」 釣り人「さっぱりですよ。おまけに子供の具合が悪くなるし、もう撤収だね。」 お疲れさまでした。 回遊魚なので誰でもいつでもガンガン釣れるものでは無いらしい。 |
そんな訳でワカサギ釣りはあっさりあきらめて帰路につく。
時間が少し中途半端ではあるが、桑風庵本店に寄る。 前に夕方に来たときは本日の分の蕎麦が無くなったので閉店ですと言って断られた。 そんなら夕方よりずっと早い時間なら大丈夫だろう。 案の定がらがらであった。 相変わらずおいしい蕎麦であった。 しかもそばつゆが前より少し薄味になっている。 以前はつゆが少し濃い目で有ることが唯一の難点であったのだが、改善されたようである。 |