○ 鍋割山
【登った日】 平成 25年 1月 27日(日)
【天 候】 晴れ
【山の名前】 鍋割山(1332.3m)
【時 間】 10:45〜14:30
【同行者】 おK3
【コース】 姫百合駐車場〜荒山高原〜鍋割山〜荒山高原〜 姫百合駐車場
今日は奥多摩の山に繰り出す予定でいた。
しかし起床してみると・・・なんと窓から見える景色は真っ白では無いか。
これじゃぁとっても高速を走る自信が無いので急激に出発への意欲がそがれてしまい又布団に潜ることになった。
しょうがないのでアプローチの楽な近場を布団の中であれこれ考える。
よし、根本の沢が凍っているので面白そうだと言うと、「あんた一人で行きなされ」と冷たい返答である。やっぱし。
そこで先週に引き続き赤城山へと繰り出すこととなった。
鈴がいいか、長七郎と地蔵が良いか等と考えている内に姫百合駐車場に着いたのだが、この先の雪道を慎重に進むのもなんだか面倒になって急遽鍋割山に決定となり駐車場内に滑り込む。
鍋割山は先週にかずさんがレポートされていてそこそこ雪がったという記憶である。
しかし駐車場内が混んでいてなんだか様子がおかしい。
消防車、レスキュー車等物々しいのである。
消防署員の方に聞いたところ鍋割近辺で遭難の連絡があったらしく、訓練では無くて本当の遭難者捜索だそうだ。
「気を付けて登ってくださいよ。」との言葉を掛けていただいた。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、
第548号)」
赤城への道はこの様に雪が踏み固められた圧雪道になっています。 カーブで軽くブレーキなんぞ踏むと簡単におしりを振ります。 |
姫百合駐車場には消防車が停まっていて、その後も後方でサイレンがなっていたので後続の応援部隊が到着するのでしょう。 |
物々しい雰囲気の駐車場を後にしてくっきりとトレースの付けられた登山道を登ります。 | 階段や岩場も全て雪の下です。 お陰で凍った場所の通過はありませんでしたが。 |
あっと言う間に荒山高原です。
おK3はアイゼンを、自分は今回もスパ長で。 頂上にはどこかで見たことがある人が・・・あっ・・・・まさかまさかのかずさんご夫妻ではないか。かずさんのレポ そんな事があるだろうか・・・鍋割と言えばかずさんであるが、なんと言っても先週登られたばかりのはずである。 会えば色々と話も尽きないが、とりあえず写真を撮ってもらって頂上で待ってますよとお先に失礼する。 しかしホントに驚いた。 |
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捜索のヘリがずっと飛び回っている。 早く見つかると良いが。 |
鍋割への稜線は先に団体さんが入ったらしく踏み固められており、踏み抜く事は滅多にありません。 |
荒山を背景に。荒山は鍋割に比べて人気が薄いようである。 | 崩れた雪庇であるが、雪の断層が見られる。 |
稜線上にはこのようにくっきりと道が付けられていた。 | 振り返ると荒山から鈴ヶ岳までが見渡せます。 |
火起山。 | 竈山・・・この二つの山名板は以前は無かった様に思うのだが。 |
この木の階段を下って上ると鍋割山頂です。 | 岩に描かれた笑顔・・・かずさんの記事で見たのと少し違うなぁ。 少しぼやけていたのでにこやかに補正する。(笑) |
この岩を過ぎると頂上はすぐそこです。 | 前方から団体さんが下山してきました。那須ナンバーのマイクロバスに乗ってきた方々でしょうか。 |
団体さんとすれ違って頂上に着くと・・それでもこんなに多くの登山者が。 | なにはともあれ記念撮影。 |
定番のラ王。今回はガスは雪の上に直置きではなく、しかも貼る方式の使い捨てカイロを着けてやったら火力は衰えを知りませんよ。(笑) お湯が沸いた頃にかずさんご夫妻も到着。 もろもろの話をしながら昼食タイムである。 |
お互い今年もアルプスに行きたいね・・等と話しながら山々を眺めるが、浅間は雲を少しかぶっている。 富士山は肉眼で確認は出来るが写真には写らないので諦める。 前橋市街も薄くもやが掛かった様ですっきりとはいかない。 |
かずさんと再会を約して別れる。帰りにまたもこの景色を撮ってしまう。 | 雪庇。なかなか見事です。 |
下りは滑らないように慎重に。 もっともおK3はアイゼンなので安心である。 |
駐車場に戻ると関係車両が増えていた。 消防だけで無く群馬県警の車両もありましたよ。 |
突然の雪で当初予定の山行は出来なかったが、久しぶりの鍋割でかずさんご夫妻に再会できたので良しとしよう。
駐車場で聞いた話であるが、どこぞの山腹で遭難者が発見されたとのこと。
ヤレヤレ良かった良かった。※この時の話は誤報のようで、結局翌28日の午後13:00頃に救助されたようです。
この寒さで今晩も夜を越すのであれば凍死の可能性が高まりますからね。
捜索に携わった方々はお疲れ様でした。