○ 田黒山
【登った日】 2014年 10月 18日(土)
【天 候】 晴れ
【山の名前】 田黒山(791.9m)
【時 間】 10:00〜12:25
【同行者】 単独
【コース】 不動滝入り口駐車場〜田黒山〜不動滝入り口駐車場
草木ダム展望所からダム湖を隔てた東岸に聳える田黒山。
この山は桐生地域百山にも選定されている。
以前にあにねこさんが山のまち桐生関係者と三境山に登られた帰りに三境林道から最短距離で歩かれている。
この山だけを目指すのには最短ルートではちょっと物足りないので柱戸集落から尾根を辿って登ってみることにした。
戻りは北の尾根を656標高点経由で車道に降りるか、南の尾根を降って駐車位置に戻るかの二通りが考えられるが車道歩きは短い方が良いので後者とした。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、
第654号)」
柱戸集落入り口の不動滝入り口駐車場に停める。 | 駐車場から目的の尾根を見上げる。結構急だなぁ。 |
最初から見たとおりの植林の中の急登である。 | 少し登ると下草は無くなり傾斜は緩やかに。 |
やがて岩混じりの尾根となる。 | 尾根はそこそこ厳しい場所も有るかと思っていたが、いたって平凡なちょっと岩の多い里山の様相であった。 |
篠竹と思われる藪が出てきました。回避は出来そうにないで突入。 | 10分ほど篠竹をかき分けながら進むとなんとか抜け出した。 |
稜線上を歩いても良いのだが平行して踏み跡らしきものが出てきた。 | これは決して獣道ではない。 しばらく辿るがちょっと怪しいので尾根上に戻る。 |
歩きやすい全く障害の無い尾根である。 | 頂上に近い場所では有刺鉄線の柵が現れた。 |
樹間から草木湖がかいま見える。 | 頂上直下。以前滑落事故でも有ったのだろうか。有刺鉄線が張られる位であるから。確かに西斜面は急峻で落ちると悲惨であろうが。 |
三等三角点の田黒山頂上である。1時間ちょいで着いてしまった。 思ったより厳しい場所も無く、藪も少々だけで予想よりもあっけない。 |
RK氏の標高板。こんなマイナーな山まで歩かれているとは。 ゆっくりと腰を落ち着かせて長いランチタイムとする。 |
草木ダム上流部が遠望出来た。さぁ戻りましょうか。 | 途中から南の尾根に降るのであるがこの分岐だけはGPSカンニング。 |
快調に降るのだが途中で作業道に出くわしてしまってちょっと興ざめ。 | 作業道は歩かずにあくまでも当初予定の尾根を降る。歩きやすい。 |
またしても作業道に降り立つ。 | 意地でも作業道は歩かない。突っ切って尾根を行く。 |
あれ、又作業道に出るのだが、ガケになっていて素手では降りられそうに無い。これは困った。7〜8mは有りそう。 | でも大丈夫。今日はこんな事もあろうかと30mのロープを持参しているのである。スワミベルトを装着し懸垂。このガケはほぼ垂直だった。 |
なんと降り立った作業道はガードレールまで有りましたよ。 しかし草ボウボウで使用されているとは思えない。 |
ここも荒れ果てた作業道は歩かずひたすら尾根を。 真下に桂戸集落への車道が見えました。 |
降り立ったところには十二山神社とお札の貼ってある立派な祠が。 | 参道左右には石祠も配置されていた。 |
駐車位置まで車道を歩く。この階段の上の作業道は先程の作業道とつながっているのかもしれないなぁと写真を撮りながら思った。 | 駐車位置まで戻りました。予定より早く戻ってしまって少々物足りないが近くに適当な場所も無いので今日の山はこれでおしまい。 |
折角不動滝の駐車場に停めたので時間も有ることだし滝見物でもして帰りましょうかね。
中々迫力がありますよ。 | 観瀑台から。ここでは水滴が舞っていてカメラのレンズに付着した。 |
帰りに草木ダム展望台に寄って田黒山を眺めてみた。
田黒山西斜面はあにねこさんの情報によると「草木ダムを建設する際に骨材を採取した原石山であった」とのことである。 その為に西斜面はえぐれたようになっているのですね。 |