○ 荒山 鍋割山
【登った日】 平成22年 2月 27日
【天 候】 曇り時晴れ
【山の名前】 赤城山(荒山、鍋割山)
【時 間】 10:50〜16:30
【同行者】 おK3
【コース】 駐車場〜荒山高原登山口〜荒山高原〜荒山山頂〜ひさし岩〜棚上十字路〜荒山高原〜鍋割山〜荒山高原〜駐車場
天気予報では1日中雨の予報であった。
また翌日の日曜日も雨後晴れ等という予報なので今週はおやすみのつもりで居た。
ところが朝ゆっくりと起きてみると曇りで少し陽の射してくる気配まである。
ゆっくりと朝食なんぞ摂りながら、鳴神山のマンサクでも見に行こうという話しになったのだが、準備を始めて又気が変わった。
せっかく準備するのだから雪山歩きが出来るところが良さそうである。
今(9:30を過ぎている)から出かけてしかも雪山歩きを楽しめるところというと赤城山しか無い。
赤城のどこにしようかというと、やはり今季未訪問の鈴ヶ岳、荒山、鍋割山、五輪尾根が候補となる。
一番雪山歩きが楽しめてそこそこ距離もあると言うことで荒山、鍋割山に決定。
Map
箕輪の姫百合駐車場です。ここまで道路に雪は無し。我々と同じように考えたかどうかは知らないが全部で4台ほどの先客が居た。 | 荒山高原への入口の様子。 雪は少ないようなので最初はツボ足。 |
少し歩き始めて先の様子をうかがうハイトス。 足下は雪が踏み固められていて氷状となっているので滑る。 |
ここいらあたりでアイゼンを装着。 アイゼン装着後は今までとはうってかわって氷の上を踏んで歩く。 |
登山道はおおむねこのような状態であるが、所々で土や石が露出している箇所があった。 | 30分ほどで荒山高原に着いたが、休憩無しですぐに荒山への登山道に入る。雪の状態はやはり多くなく、しかも腐っているでいまいち。ブー。 |
展望の広場に着いたが、展望等望むべくも無いのでそのまま通過。 | 後ろを振り返ると鍋割山への最初のピークが見える。 |
頂上直下のちょっと急なお助けロープのある箇所を通過すると・・。 | 荒山山頂である。1年半ぶりとなる。頂上も雪はうすく、気温が高いせいもあってか雪はぐずぐずである。相変わらず展望のない頂上である。 |
鈴の音賑やかに単独行の男性が登ってきた。 石祠にお参りをしてから入れ替わるように西尾根に下山する。 |
ひさし岩はガスに覆われ展望は無かった。一昨年もだめだった等とぶつぶつ言っていると急に一瞬の間地蔵方向のガスがとぎれた。 |
ひさし岩以降は雪も少なくなってきたのでアイゼンをはずす。 今度は一転して氷に乗らないように注意して降りる。 |
東屋に到着。ここで昼食休憩とする。 ゆっくりした後は棚上十字路に向かう。 |
凍った沢を慎重に渡るおK3。氷の上に水が流れています。 | 棚上十字路に到着。荒山高原に戻ります。 |
左手にこれから登る鍋割りを見上げながら進みます。 しかし、ここから見ても雪が無さそうですね。 |
今日は気温が上がったせいか雪と氷が溶けて泥濘になっています。 登山靴はもう泥だらけ。あーぁです。鍋割登山に向かいます。 |
荒山と雄大な高原の斜面を振り返ります。 春のツツジの季節は綺麗だろうなと。 |
こちらの登山道は雪が解けて完全な泥濘。 今日みたいな日はスパイク付きのゴム長が一番いいみたいです。 |
展望の良いピークに着いたところ運の良いことに西から北方向の展望が開けています。
左上:浅間山(少し雲が懸かっていた)と四阿山 上 :草津白根山、白砂山、苗場山 左 :谷川連峰。 鈴ヶ岳の山裾に上州武尊山の一部 期待していなかった分この景色を見ることが出来て余計に嬉しい。 今回ざっと見えた山々で未踏は谷川連峰のいくつかの山々と苗場山くらいである。 他はほとんど登っている事に気づくと同時に自分でも驚いた。 |
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後ろを振り返ると荒山と地蔵岳が。 | その左側には鈴ヶ岳。 |
鈴ヶ岳から荒山までを。ホント赤城山は大きいね。 | おK3がこの岩を覚えていると言っているがハイトスは全く覚えていない。 |
山頂への最後の緩やかな斜面ともいえない道を登ると・・・。 | 山頂です。ガスが出てきました。先客の男性1名(右手奥)。 |
先客の男性はKAZU-Aさん、前橋在住の方だそうである。 帰り際に展望が云々、雪が云々などと話している内に「我々は桐生からです。」というと「川内ですか?」と聞かれる。「はぁそうですが」。「ハイトスさんですか?」「・・・・。えぇ そ・そうですが。」 びっくりしました。 なんでも黒斑山の浅間外輪山周回は我々の翌週に同じルートを歩かれたそうで、特に記事ではおK3が40分で登って地元の方に褒められた草滑りの登りの段は50分掛かったそうで、ここでもKAZU-Aさんにすごいと褒められたおK3が「いやーそんなことないですぅ」と照れている。 象まめ隊や気ままさん、石塚さんのHP等なじみの名前がぽんぽん出てきて話が弾む。(KAZUさんが二人でややこしくなった掲示板はハイトスも覚えていた。) |
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KAZU-Aさんと別れて帰路に就きます。ガスが益々ひどくなり視界20mといったところ。 | それでも少し降りるとすっきり晴れています。 |
駐車場に戻りました。
もう16:30ですから我々の1台だけです。 帰りに「きじそば」の看板につられて蕎麦屋さんへ。 でも店内のメニューに無いぞ。 聞くとキジは事前に予約が必要だそうです。 普通の天ぷら蕎麦を食べて帰桐。 ま、おいしかったからいいか。 今日は雨の予報で山歩きは最初からあきらめていたのだが、予報がはずれたおかげで良い汗をかけました。 でも泥濘登山道は勘弁だな。 |
先週の篭ノ登のパウダースノーのイメージが強くて余計にギャップが大きい。
KAZU-Aさんとも話したが、赤城山の雪山を楽しむとう言う点では黒檜を除いて今年はもうおしまいの様である。
KAZU-Aさんは良く鍋割に来られるようで、2週間前は雪もタップリで、少し先には大きな雪庇もあったとのこと。
特に今週は気温が上がり雨も降ったりしていたので雪が解けてしまったようです。
1歳しか違わないのにハイトスよりずっと若々しいKAZU-Aさん、またどこかでお会いしましょう。