十二時山
【登った日】 平成20年10月13日
【天 候】 晴れ
【山の名前】 鳴神山
【時 間】 8:10〜14:30
【同行者】 単独
【コース】 鳴神山赤芝登山道〜椚田〜鍋足沢の頭〜丸山赤城山〜丸山(離山)〜十二時山〜鹿生峠〜小夜戸山〜中野駅
オッサンの山旅の十二時山 やまの町桐生の十二時山
を参考にして、赤芝登山口から十二時山へ向かいました。
今回、たまには人の役に立とうと言うことで、鍋足沢の頭と丸山(離山)の山名板を前日の夜に急遽作成、持参し設置を行った。
十二時山以降は西方向尾根づたいにピークを辿りながら、小夜戸集落まで降りきり、わたらせ渓谷鉄道の「中野駅」から桐生へ戻る事にした。
このため赤芝登山口まで車で送ってもらうことにする。
わたらせ渓谷鉄道の中野駅発時間は、予定である14:40を過ぎると次は16:16となるのでどちらかの時間に合わせる必要がある。
歩き始めの赤芝林道と沢の様子です。椚田へ行くには本ルートの沢コース、または西尾根ルートとなりますが、時間的に一番早いのが赤芝。 | 椚田に到着です。取り合えず1本いれます。 赤芝から登るのは一番つまらないのですが、15分は節約できます。 |
椚田から1時間10分で鍋足沢の頭に到着です。
前々から既存の山名板が薄い合板と言うこともあり、そろそろ厳しくなってくるころだなあと思っておりました。 そこで前の晩に端材で作ってみた。 ペンキで処理する暇も無かったので寿命は短そうです。 とりあえずの簡易防水対策は施した。 数年は保つで有ろう。 (揮毫はたまたま遊びに来ていたムー12号にお願いした。) |
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沖山赤城山(2009/02/24
丸山赤城山から訂正)へ到着です。
鍋足沢の頭からは250m程ですのですぐです。 石祠が2つ有ります。 左の新しい祠は明治になって作られたようです。 右側の物は古すぎて文字が読めません。 しかしこの山頂にも山名板は無いのですね。 丸山(離山)へ向かいます。
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途中で右手下方に立派な道路が・・。林道も色々ですね。 | 丸山(離山)に到着です。用意してきた山名板を取り付けます。 |
丸山(離山)山頂風景ですが、周辺が伐採されており、小枝などの伐採くずが周辺に散らばっています。
早く整理されると良いのですが。 三角点もないがしろにされているような扱いですね。
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頂上から北西に下るつもりが真西方向に降りたってしまいました。
画像は降りてきた場所ですが、丁度林道へ降り立った時に1台の競技用自転車が通り過ぎました。 競技用のヘルメットをかぶっていた彼は「オオォ」と大きな声を上げて通り過ぎていきました。 突然斜面からなにか飛び出してきたのでさぞかし驚いたことでしょう。 彼が転けなくて良かった。 驚かしてすみませんね。 |
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降り立った場所から20m程北方向にカーブミラーが有ります。 この脇に踏み跡がありますので十二時山への道と思われます。 |
良く踏み込まれた歩きやすい山道です。 |
十二時山山頂に到着です。山の形をかたどった力作の山名板が出迎えてくれました。 | 頂上の様子です。ちょっとした広場です。12時に十二時山でお昼と思っていましたが、少し早く着いてしまいました。 |
この後は踏み跡のある尾根道を西へ西へと向かいます。 | 途中のピークの巻き道です。参考HPに感謝です。 |
少し視界が開けた場所に出ました。赤城山が遠望できます。 | 鹿生峠の馬頭観音像※です。鹿生地域への道はくっきりとしていたのですが、林道へ向かう道は踏み跡が薄いような気がしました。 |
歩きやすい自然の落ち葉のふかふか絨毯道です。 | このあたりは下草もほとんど無く、落ち葉の広場と言った所でしょうか。 |
小夜戸山に到着です。この呼び名はオッサンの山旅で使われていたもですが、小夜戸集落のアンテナ設備も有ることだし、ピッタシ来ます。 | 沢を挟んだ対向面の山々です。 大間々の小平とを仕切る山々ですね。 |
石祠が有りました。残念ながら文字の判読不能でした。 | 620mのピークに到着です。 |
とにかく西へ西へと下ります。木にマーキングが見られます。 | 花輪の集落でしょうか、渡良瀬川と山間の集落の組み合わせの図です。 |
最後の下りです。少し急ですが規則正しく植林されて居り、拠点となりますので大丈夫です。 | 一般道路に出ました。 駅に向かう途中でこの看板です。 こわっ |
NTTドコモの衛星通信設備のようです。 | ほたるの里。いいですね。小夜戸は「さやど」と呼びます。 |
渡良瀬川には何人もの釣り人が見受けられました。 | わたらせ渓谷鉄道「中野」駅です。無人駅です。 |
何とか14:30前に中野駅に着くことが出来ました。
距離は長かったのですが、十二時山以降は細かいアップダウンはあるものの、平均的になだらかな尾根歩きのため予定より大幅に早く
到着することが出来ました。
こんな事なら途中の気持ちのいい尾根で少し昼寝でもしてくればよかったかな等と今になって考えれば・・・です。
今日は暑くもなく寒くもなく、山歩きには最高のコンディションで、大変気持ちの良い1日となりました。
しかしこのコース、誰にも会うことは有りませんでした。(林道サイクリングのお兄さんを除く)
余談であるが、865m、800m、620mの各ピークは今回ルートの都合上、全て西に走行したが、全てのピークで北に尾根が派生している。
特に865m、800mのピークは大沢集落へ向かうこととなるが、何処の尾根を辿っても踏み跡が有りそうであり、かつ斜面が落ち葉の絨毯状態
がずっと続いており、気持ちの良い山歩きが出来そうな地域である。
面白そうである。
※馬頭観音像 hisiyamaさんより毘沙門天ではなく馬頭観音で有るとのご指摘により変更。2010/08/20
実は氏より以前にもご指摘を受けていたのだが修正を怠っていた。先日再度群馬300山が話題になったおりに再度の指摘があったので
今回は忘れないように修正した。
問題はこの像の側の木に打ち付けてある「毘沙門天」の小さな標識であるが、出来れば修正するか撤去願いたいものである。