○ 唐沢尾根
【登った日】 平成24年 1月28日
【天 候】 晴れ
【山の名前】 前仙人ヶ岳
【時 間】 11:05〜13:05
【同行者】 単独
【コース】
山神社駐車場〜唐沢山〜金峰山〜前仙人ヶ岳〜(南尾根)〜山神社駐車場
菱の唐沢尾根は岩峰にすくっと立つ石燈籠に何か惹かれるものがあり、周辺の石祠も含めて好きなフィールドです。
昨年の震災の影響が心配ではあったのですが、桐生山野研究会のhisiyamaさんが近くを通る林道からの遠望で石燈籠は無事である事を確認されております。
ならば石燈籠以外の石祠の状況はどうであろうかと調べに行くことにしました。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、
第548号)」
山神社の手前30m程の場所の駐車スペースに停める。 さらの10m程手前のコンクリート舗装の林道が登山口。 |
林道に入ってすぐに右側の岩尾根に取り付きます。 この尾根はちょうど山神社の裏側の位置づけとなります。 |
この尾根が面白いのはこの様な岩尾根が続くからなのですね。 | 岩尾根の様子1。 |
岩尾根の様子2。 | 岩尾根の様子3。 |
石燈籠が見えました。聞いていたとおり損壊はありません。 岩峰に立つこの姿が凛々しくてお気に入りです。 |
この場所から見た観音山と桐生市街。 遠方の山は少し霞んでいます。 |
根本社と唐沢社。こちらも大丈夫でした。 | さらに尾根をたどると・・・。 |
尾根上にテーブル状の自然石が現れます。結構平らです。 | そのすぐ上には大岩が行く手を遮っております。 |
右から巻いて岩頂部を背後から見る。 | さらに尾根をたどると・・・。 |
金峯山。 台座だけの石祠の残骸。甲斐国分地と刻まれています。 |
此方の屋根のない石祠には嘉永3年の建立年月日の他に「甲斐国 金峯山神主 内藤摂津守 御分地」 とあります。 |
尾根に大きな岩が少なくなってなだらかになって来ました。 | 作業道に出ました。ここは突っ切って直進します。 |
ここからは前仙人まで踏み跡のある山道となります。 | 雨降山方向からの破線道に合流。 |
前仙人ヶ岳山頂です。賑やかだった山名板がなくなっていますよ。 三角点の側に以前木に打ち付けてあった1枚が置かれていました。 |
山頂は風があり寒いのですぐに下山にかかります。 下山は南の尾根を下り山神社へ向かいます。 |
植林地の中ですが尾根には岩が所々目立ちます。 | そのうち雑木の尾根に変わります。 |
前回は山神社に直線的に下った為、途中の岩場が降りられず最後はザイルのお世話になったのですが、その岩場の急斜面を横目に見ます。 | 今回は山神社から少しはなれた車道に降り立ちますが、その分傾斜も緩く安全に下れます。 |
車道が見えました。 | 山神社に今日の無事の御礼に行きましょうか。 |
鳥居からの参道は枯れ葉などが綺麗に掃除されておりまして自分の出番はありません。
今日の山行の無事の御礼と諸々お願いし本日の締めくくりとする。 実は当初予定では前仙人から県境尾根を渡り、小友沢の頭まで行って、そこから山神社へ下る周回を考えていました。 しかし金峯山から見た小友沢の頭の北斜面には雪が結構残っているのが見えたので、半分凍ったような雪が付着している急斜面にあえて挑むほどの意味は無いとしました。 おかげでちょうど2時間の岩尾根登りとなりました。 懸案の建造物は皆無事でやれやれです。 |