○ 駒ヶ岳 (赤城山)

【登った日】 2014年 8月 24日(日)
【天  候】  曇
【山の名前】 駒ヶ岳(1685m)
【時  間】    8:20〜13:30
【同行者】  たそがれオヤジさんみー猫さん
【コース】    利平茶屋駐車場〜(笹倉沢歩き)〜尾根突端〜主尾根合流〜駒ヶ岳〜大洞分岐〜篭山分岐〜1207峰〜利平茶屋駐車場

赤城駒ヶ岳から南東に延びる尾根は未踏であった。
利平茶屋森林公園からこの尾根に取り付けないものかと地形図とにらめっこしてはみるが、尾根に登りあげる場所の等高線がかなり密である。
ところが沢沿いに歩き1239峰を目指せば何とかなりそうである。
だれか歩いた人はいないかなと最新情報をネットで探れば・・・いましたよ。しかもお二人も。
当HPで相互リンクしている気ままな男の山歩きの赤城さんと楽しい群馬の山歩きのキューさんである。
お二人の事例を見て、同じ事を考える人がいるのだなぁと思うと同時にいち早く目を付けて実践されているその行動力に脱帽である。
お二人はアカヤシオの綺麗な時季に登られております。
今回ようやく歩くことが出来ました。

土曜日の夜10時ちょっと前に独り言をつぶやいてみた。
「土曜日が仕事だったので日曜日に赤城の藪尾根でも登ろうかな」と。
すると、なんと反応した方がお一人・・たそがれオヤジさんである。
ハイトスと同様土曜日はお仕事だったようで、遅めの出発であればご一緒くださるとのこと。
しかし場所が場所だけに気が引けるけれどもたそがれさんならば多少の藪は大丈夫でしょう。
以前さりげなく打診した時は無反応だったのだが。(笑)
翌朝なんとみー猫さんも参加するとのメールあり。
なんとも奇特な方々である。

ちなみにこのルートは数ヶ月前にあたさんをお誘いしたのだが、「足が攣りそうだからヤダ」とあっけなく断られているのである。(笑)
それ以来一緒に行ってくれる人などいないという前提で、天候のさえない日の自分の空き時間をずっと待っていたのである。

ルートは先人に倣い利平茶屋から1239峰経由の赤城駒ヶ岳へ。
ところが1239峰への取り付きを通り越してしまいました。
戻りは鳥居峠には降りずに標高1480m付近の尾根の分岐を南東に下り、尾根続きで駐車場まで降りることにした。
標高点1207経由のこの尾根はK2Cのお二人が以前歩かれていたと記憶している。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

利平茶屋駐車場。7:30に着くと既にみー猫さんが30分以上前に来られて車の整理をされていたとのこと。みー猫さんにツェルトの小型版を見せてもらったりしてたそがれさんを待つ。やって来ましたよ・・新車で。 先着の2台は鳥居峠経由で赤城でしょうかね?
人の事はさておき駐車場奥から始まる林道に向かいます。
するとすぐにゲート。
ゲートを過ぎてすぐに笹倉沢へ降り立ちます。
綺麗な水ですよ。
沢歩きは涼しくて良いです。
本当はこのメンバーならば沢登りがしたかったなぁ。
渡渉しようと石を飛び越え対岸の砂地に降りたと思ったら底なし沼状態で、両足が膝上までズブズブッと・・・。あーあスパッツをしていればと思ってもアフターカーニバル。
靴を脱いで砂利を出すしかない。待ってもらってすみませんね。
このあと堰堤を3つ越える。
これは一つめ。
途中で一旦林道にもどったりする。
これは3つめ。 笹倉沢は沢登りの対象とはなりそうにない。
このなめはいいですね。 沢歩きというか、ゴーロ帯の歩きである。
沢が二股に分かれたこの辺りで取り付きましょうかね。 ハイトスが最初に取り付きますが・・・篠竹かき分けながら突入ですね。
しばらく篠竹をかき分けていくと笹になりやがて鹿道らしきものが。 最初の大岩。さらっと捲きましょ。
藪は続くよ何処までも。この辺りの藪は薄くなって来ております。 先を行くお二人。この日ハイトスは調子が悪く待ってもらってばかり。
またしても大岩。これは手強いぞ。 たそがれさんが直登を試みるも断念。
左に捲きながら適当な場所でみー猫さんもトライするがやはり断念。 結局大きく捲いて主尾根に合流しました。ここで一本。
たそがれさんは今日はゴム長。靴底はビブラム仕様?。 尾根は最初はなだらかです。
歩きやすい尾根です。この尾根は南東にずっと降って行けそうです。 頂上への最後のちょっとだけ急登。
駒ヶ岳山頂です。ちょうど昼時の為か山頂は賑やかです。
山ガールもいますよ。自分らの服装がちょっと(かなり)異色。
軽く食事を摂って一般道を大洞分岐まで降ります。
この日はガスっていて景色はさっぱりです。
大洞分岐以降も踏み跡はくっきりですね。 篭山分岐。篭山へはここを右に。我らは直進。
少し急な下りとなりました。 ガスがなければこれから降る尾根などが見えたのでしょうが。
踏み跡がだんだんと薄くなって来ました。 ついに目的の尾根から外れてしまいましたよ。
しょうが無くトラバースするたそがれさん。
同じくみー猫さん。 ちょっとだけ細尾根。左に落ちると大変。
エッジは歩きません。(笑) 頂上で飲むのを忘れたノンアルコールビール。保冷材と一緒なので良く冷えている。これは結構いけますぜ。
岩と灌木の尾根を過ぎるとだんだんと踏み跡が濃くなって来ました。 標高点1207を過ぎた後はハイキングルートの様。
そのまま進むと森林公園の家族連れの中に混ざってしまうので途中で林道に降り立ちました。 駐車場はご覧の通り。
夏休み最後の日曜日ですものね。

未踏の藪尾根歩きで、想像以上でも無し、以下でも無し・・と云うことでそこそこ充実した歩きでした。
おつきあいいただいたお二人に感謝です。
又、画像も流用させていただいておりますこともあわせまして御礼申し上げます。

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