○ 栗生山
【登った日】 平成22年 5月3日 (月)
【天 候】 晴れ
【山の名前】 栗生山 (968m)
【時 間】 10:30〜13:20
【同行者】 単独
【コース】 葛葉峠〜Peak1,2,3〜栗生山〜Peak3,2〜Peak1〜沢〜816尾根〜車道(別荘地)〜葛葉峠
今年は遅れているアカヤシオだが、栗生山は各レポにより先週末あたりがピークを迎えたらしい。
景鶴山の疲れが残っているのでおK3はお休みなので、前々から行ってみたかった葛葉峠からのルートを
歩いてみることにする。
波線道があるが、今までの例からしてあまり当てには出来ないと思っていたが、やはり取り付きは小藪で踏み跡は無かった。
栗生山 GPS軌跡データ (注:一般ハイキングコースではありません。)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第522号)」
葛葉峠は田沢集落をそのまま北上し、麦久保へ向かう西方向の途中の別荘地の手前に有ります。 | 山火事注意の看板が有る場所に数台の駐車余地がありますので、ここに駐車し、看板の裏からPeak1を目指します。 |
電波の反射塔と思われる鉄塔が建っています。 | Peak1への登りは薄い藪程度の尾根を枝のハネに注意して行きます。 |
Peak1を越えてからは快適な尾根歩きとなります。藪は有りません。 Peak2への尾根の登り。 |
尾根上にアカヤシオが散見出来ます。 |
そろそろ終わりでしょうか。 | 樹間に栗生山が見えますが、所々にピンク色の花が見えますので期待できます。Peak2を少し下った場所から。 |
西へのびる派生尾根への鞍部が見えてきました。 | 派生尾根への分岐を南に進みます。気持ちの良い尾根です。 |
Peak3への最後の登り。 | ここでもアカヤシオがお出迎え。 |
尾根から少し下った斜面に見えるヤシオ。 | Peak3からは下って登ると栗生山です。 |
栗生山への登りで大きな岩。左右どちらでも巻けます。 | この辺りやはり栗生山への登路らしく急登になります。 |
この大岩の真上が栗生山頂西端の展望場所。 | 右から巻いて登り切った展望場所から見る赤城山。 |
同じく袈裟丸山。 | 山頂のヤシオ。 |
山頂標識。 | |
石祠。その新しさが際だちますね。 | |
東端の一番ヤシオが繁茂している場所。例年に比べて花が少ないともっぱらのご意見。地元桐生の団体さんでした。 | 中には満開を迎えている株もちらほら見受けられるのですが。 毎年見に来ている方にすれば物足りなく感じているのかもしれません。 |
三角点。 | さて、登ってきたルートで戻りましょうか。 左のピークは派生尾根先端のピーク。 |
戻りはPeak1まで往路を辿ります。
Peak1からそのまままっすぐに北に下ると駐車場所に戻るのですが、ここで西に進路を変えます。 この派生尾根と816尾根との間の沢周辺に、結構良い場所があると以前聞いたことがあるので寄り道してみます。 ところが適当に下ったため画像のような岩場を降りる羽目になってしまいました。 迂回しながら降りればもっと楽に降りることが出来るルートがあると思いますが、直線的に降りてしまいました。 この辺り要注意箇所です。 |
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枯れ葉が堆積した涸れた沢を滑るように降ります。 | するとどうでしょう、小さな沢の流れの両端がなだらかになった、自然公園の一部かと思われるような場所に出ました。 |
特に手を加えてあるはずもないのですが、整然としています。 とても雰囲気の良い場所で和みます。いいなぁここ。 |
沢を見下ろします。名残惜しいですが、このままこの小さい沢を下るとすごく遠回りになるのでしょうがなく816尾根を越えて車道に向かいます。 |
別荘地が見えてきました。 | 車道にでた後はとぼとぼと駐車位置まで歩きます。 |
葛葉峠に戻りました。
今回頂上以外では誰にも会うことは有りませんでした。 頂上では10人以上のハイカーがアカヤシオを愛でながらゆったりとした時間を過ごしておりました。 今回の収穫:車道から816尾根をこえた比較的楽に行ける場所に、このような本当に自然の人の形跡の少ない場所が有るとは驚きです。 ずっとこのまま自然の状態でいて欲しいと願います。 |