根本山 沢コース(リベンジ) 〜 熊鷹山
懲りずに根本山沢コースへ挑戦します。
おK3一昨日はもう二度とイヤだとか言ってましたが、何の心境の変化か本来の沢コースだったら行くと言い出した。
あんな事で諦めたんじゃ女がすたるとか何とか言ってます。
そうかいそうかいと言うわけでリベンジです。
【登った日】 平成20年4月29日
【天 候】 晴れ
【山の名前】 根本山 (沢コース)
【時 間】 08:30〜17:30
【同行者】 おK3
【コース】 根本山沢コース入り口〜根本神社奥の院〜峰の平〜根本山山頂〜十二根本神社〜十二山〜熊鷹山〜林道〜根本山沢コース入り口
三境林道入り口駐車場の様子です。
一昨日より1時間早く来たのですがやはりほぼ満車状態です。 相も変わらぬ人気です。 |
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今日こそはとの決心を胸に秘めているかどうかは分かりませんが、不死熊橋から沢を眺めるおK3です。
ひょっとして又来てしまった事を後悔してたりして。 いやいやそんなことはない。 リベンジだと本人自ら言っていたのだから。 |
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前回と同じく巻き道です。
直立して歩くのはちょっと怖いのでどうしても斜面に体を預ける姿勢になってしまいます。 |
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高巻きから下るとこの護岸処置がなされている場所に着きます。 | |
沢の水量は前回と変わりません。 当たり前です、2日しか経っていません。 |
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今日もなるべく巻き道を使わず沢を登ります。
おしりはまだ汚れていません。 靴もきれいにして防水スプレーもたっぷりです。
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沢を登っていくと左上方にだいぶ前に追い越された女性4名ほどのパーティが休憩しています。
巻き道(ほとんどの人がこちらを選ぶみたい)の方が全然早いみたいです。 それでも沢を行きます。 今日は自分比較で早く出てきたのだから、少し沢で遊んでも良いだろう。 |
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一昨日間違えた沢の分岐に来ました。
改めて見ると何でこちらの沢が本流と思ったのか不思議です。 思い込みのなせる技としか言いようがない。 |
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一昨日登った斜面を見る。
なんでこんなところを登ろうと思ったのだろう。 本当に不思議です。 枯れ葉の下は泥なので、滑り始めると静止できませんでした。
今日はこの斜面には用はない。 |
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岩に寄生するかのように根を張り付かせている樹木の様子です。
こんな栄養分のとれそうに無いところに根を張った割には大きく成長しています。 |
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心なしか水量が減ってきた様に思えます。 | |
ちょと危なそうなところにはロープが張ってあったりして、一昨日の不明の沢とは行ってこいの違いが・・・。
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九丁とあります。
これらは江戸時代からのものらしい。 |
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一昨日の降下地点に着きました。 見れば見るほど急斜面です。 ロープなしでよく怪我もせずに降りられたものです。 |
ズームすると我々の尻スキーの跡がくっきりと残っています。 おかげでズボンのおしりが真っ黒になりました。 おK3は途中の斜面で身動きがとれなくなったとき胃が痛くなったそうです。 |
大割沢という名の支流が分かれます。 | |
年季を感じさせます。その1 | 年季を感じさせます。その2 |
小さな滝が現れました。
右岸(左側)を登ります。 難なく越えられます。 |
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おK3もロープを使ってひょいっと。 | |
祠が二つ並んでます。 | 奉納根本山神宮とあります。 |
右手に石の階段が見えてきました。 | この石の階段も古い物と思われます。 |
だんだん神社に近づく気配が感じられます。 | 根本山まで1.5kmの標識です。 |
さらに進むと沢が分かれます。
ここは左に進みます。 沢は左に。(ここでは正しいのです) |
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年代物の鉄製の梯子に到着です。
おK3が颯爽?と取り付きます。 見た目より頑丈でしっかりしています。 |
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流木をまたぐおK3。 何とか自力で乗り越えそうです。 |
登り切りました。 |
涸れ沢を左に見ながら先へ進みます。 | |
奥の院登り口の目印でもあるお地蔵山です。
ここで右の鎖を登れば根本神社奥の院、鎖場、峰の平方面ですが、このまま沢を詰めて行くルートもあるようです。 次回は沢を詰めるルートに挑戦してみたいと思います。 今回は待望?の鎖場へと向かいます。 |
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鎖の1本目です。
この上が奥の院です。 結構急です。 鎖を使わずに登るのはちょいと難しそう。 おK3ここで一休み。 休んだあとは自分が先に登ると言い出しました。 よし、がんばれ。
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登ったところが奥の院の鐘突堂です。
奥に見えるのが奥の院です。 すぐ跡から登ってきたご夫婦が鐘をついていました。 しかし痩せ尾根によくまあ建てたものだと感心します。 でも地震が来たら神社全部が谷底へ落っこちて行きそうです。 とにかく高所恐怖症の気があるハイトスは休んでいても妙にそわそわ します。
さあ、登るか。 |
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ほぼ真上に登る感覚ですね。
おK3が先行します。 登り切るまで鎖に手を触れるなというきついお達しの為、ハイトスは下でじっとしています。 暇です。 写真でも撮るしかありません。 |
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斜面に目をやるとアカヤシオと思われる花が咲いていました。
山の中腹にいくつか散見できます。 |
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鎖場が続きます。
何本目かの鎖を登り終えたところです。 |
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よくまあこんな所に連れてきてしまったものだ。
ここで「もうイヤだ、帰る」といわれたらどうしよう。 必死なのか口数も少なく、ゆっくりではあるが着実に鎖場を制していきます。 |
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又しても暇なので鎖場の斜面角度が解りそうな構図を撮ってみた。
杉の木がまっすぐとすると斜面の角度は・・・・である。 とは言っても岩や木の根のとっかかりが結構あるので、鎖なしでもそこそこ登れます。 とは言ってもせっかくの鎖場ですのでおK3が登り切ったところで両手で鎖を持ち一気に斜面を駆け登ってみました。 息が上がりましたが面白い。 なるべく下を見ないで、こんな風に登った方が恐怖感は減ると思われる。 鎖は全部で9本くらいありました。 内1本は真新しい物でした。ぴかぴかの銀色でした。 |
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鎖場を登り切ったところに祠が。
何かほっとします。 |
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峰の平から西の方向の山。
そうです。一昨日我々はあの頂上に居たのです。 ミスコースの為、地図とコンパスをどうやっても納得のいかない状況に陥り、困り果てていたのです。 そのあと正面に見える雑木林の尾根を降りたのです。 まざまざと一昨日の怖い怖い記憶がよみがえりました。 |
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峰の平の下りです。
ここにも鎖がありますが、使っても使わなくてもといった程度ですが、使った方が格段に楽に降りられます。 画像は鎖をしっかり握って慎重に降りるおK3です。
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鞍部に出ました。
ここらあたりでようやく普通?の山歩きコースになりました。 少しほっとします。 おK3が怪我でもしようものなら、彼女の娘さんたちにこっぴどく怒られてしまいます。 「何でそんな所に連れてったのよ!!」なんて目に見えるようです。 やれやれです。 |
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このあたりはアカヤシオが満開で、至る所で咲き誇っています。 | |
根本山山頂をめざす途中に三境山、黒坂石への標識がありました。
いつか根本山から三境山へ行ってみたいと思います。 熊の生息地なので少し怖いですが。。 |
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十字路に到着です。
休む間もなく頂上を目指します。 |
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根本山山頂です。
ようやくここで遅い昼食を執ります。 時刻は14:00になってます。 頂上には奥の院で追い越されたご夫婦が先着され、お互いに写真を撮りあいました。 何でも佐野から来られたそうで、登山口10:00出発だそうです。 8:30出発の我らのなんと遅いことか。ここまで5時間半も掛かってます。 ちなみに我らより一回りは上の年代の方々です。 お腹もふくれたところで熊鷹まで一足飛びです。 |
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途中の十二根本神社です。
マサカリが奉納されています。 男性4人のパーティが先着しており、彼らのお一人がゆかりなど説明してくれました。 ついでに写真も撮ってもらいました。 |
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前にも不思議に思ったのですが、大木の内側が空洞になっており、黒こげになってます。
雷?、それとも空洞になった木の中でたき火? ???です。 外側は焦げてません。 どうも落雷のようですね。 |
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宝生山、氷室山方面と熊鷹山への分岐です。
近いうちに宝生山、氷室山へも足を延ばしたいものです。 |
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十二山から熊鷹山への道は一面に背の低い笹がひろがり、アップダウンも少なく歩きやすい道です。
このあたりは結構お気に入りです。
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おK3も気に入ったようです。 | |
熊鷹山山頂の櫓です。
今日はあいにく霞がかかっており、展望は宜しくありません。 「熊鷹の眺望は最高だから」といって根本山山頂からそのまま中尾根コースで帰りたがっていたおK3を強引に引き連れてしまった為、困ったのですが、写真のように機嫌はよろしいようです。 良かった良かった。 |
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熊鷹山を下山したところに朽ちて倒れそうな鳥居があります。
この先に林道に降りる道があるはずなのだが。 少し行っても見つからないので十二山と熊鷹の中間地点まで戻ります。 そこから林道に向けて下ります。 |
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斜面をジグザグに降りていきます。
思っていたよりちゃんとした道でした。 右の橋はほとんど腐ってますが、ここはそもそも橋は必要無いのでは? |
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右のこの橋もほぼ腐っており、右側の丸太を渡る。
途中沢を結構高巻くところもあったりしますが危険な箇所は全くありません。 |
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そうこうする内に林道に出ました。
後はひたすら林道を不死熊橋まで歩くだけです。 相変わらず下りが早いおK3です。 たったかたったか先に行ってしまいます。 結構体力を温存していた?と疑われるくらい。
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以上で根本山沢コースリベンジなりました。
おK3に後日聞いてみた。鎖場は二度とこりごりだと思ったらとんでもない、結構面白かったと言うではないか。
分からないものである。