白濱山

【登った日】  平成21年 5月 4日(月)
【天  候】  曇り時々晴れ
【山の名前】 三境山(1088m) 熊糞山(1140m) 白濱山(1124.9m)
【時  間】  9:10〜15:00
【同行者】   単独
【コース】      三境林道中腹〜三境山〜縦走路分岐〜熊糞山〜白濱山〜林道〜沢入駅

桐生山野研究会のhisiyamaさんに熊糞山へのルートの概略をお聞きしたのだが、なかなか訪れる機会が無かった。
本当は熊が冬眠している冬期のほうが安心なのであるが、オッサンの山旅では冬期の敗退の記録があるくらいなので
やはり無理であろう。
一人での静かな山歩きを期待しておK3に三境林道始点からトンネルまでの中間地点(地形図の三境山への破線道とクロス)まで送ってもらう。
帰りは沢入駅まで降りてわたらせ渓谷鉄道で桐生に戻る計画である。
おK3は熊糞山の名前をきいただけで拒否反応である。ましてや道らしい道は期待できないという事になると「薮はいやです!!」であった。
そう言うわけで今日は単独なので白濱山からの先は薮でも構わないことになり適当に地形図を見ながらルートを決めることにする。

Map

登山開始点である。最初に三境山に登るルートにした。
ここは広い路肩(画像右)が有るので3台は楽に駐車出来る。
今回は利用しないが同じルートで戻る場合には好都合だ。
地形図の三境山への破線道を採らずにすぐ北の尾根を登ることにする。特に意味はないが、沢より尾根を歩きたかっただけである。
最初から急登であるが、尾根に出て薄い踏み跡が有るのには驚いた。
雑木の明るい尾根を進みます。歩きやすい尾根です。所々赤テープが。
沢ルートを採らずに良かったなどと思いながら歩きます。
縦走路の稜線が見えました。しかし最後のこの斜面の急登が応えます。
汗が吹き出して、あごの先端からしたたり落ちます。
最後は大きな岩を乗り越えて稜線に出ました。

息が上がってしまったので呼吸を整えます。

稜線上にも露岩がごろごろしています。

さて、息も整ったところですぐ先の頂上に向かいましょ。

頂上はすぐ先です。

頂上の石祠です。
平成十九年 熊野修験の木札が納めてありました。
山名板は新旧2枚です。他にRKさんの、標高では無く山名が記された小さな木片が木にくくりつけてありました。珍しいなと。
三境山−根本山縦走路を北東に進みます。
この縦走路は良く踏まれています。道標も所々に有ります。
縦走路上に桐生市基準点No.144(1,111.9m)を見つけました。
hisiyamaさんによるとここより少し北上すると分岐に出会うとのこと。
この辺かなぁ・・と思っていると道標があり、白濱山への矢印が追記されておりました。この分岐を矢印に従い北西に進みます。 伐採地が現れました。よく見ると進むべき尾根が裸のコブの左に見えます。ありゃりゃ・・分岐点を通り過ぎてしまったようですので少し戻ります。
戻ってみると分岐の目印がこんなにたくさんくどいほど有るではないか。
何でこんなのを見落としてしまったのだろう???。おかしいな。
伐採地を右手に見ながら1064の地点を目指します。
テープ等はありませんが、所々の木や岩に赤ペンキでマークが有ります。薄いですが踏み跡も有りますので分岐以外で迷うことはありません。 熊糞山への最後の登りに差し掛かったところです。
ここまではそれほど大きなアップダウンは有りません。
熊糞山(1140m)に到着です。
周囲を見渡しましたが山名板は見あたりませんでした。残念!
熊糞山からは北西に下って登って白濱山です。
最初だけはちょっと急な下りでした。
白濱山への最後の登りですが、ここはあまり急では有りません。
秋に歩くとと熊の糞がこのあたり沢山見ることが出来るらしいが、今日は見あたらない。(熊糞山というくらいなのでさぞかしと思っていたのだが)
白濱山山頂は平たい丘の上と言った風情です。
小さな山名標識が木に打ち付けてありました。
括弧書きで狸山とも記載されています。(マウスを置いてください)
三角点です。頂上広場の真ん中にポツリと。
ここでゆっくりと昼食を摂ります。居心地の良い頂上です。
しかしここまで予定以上に早く来てしまったので寄り道でもしましょうか。
これから先のルートは決めていなかったのでどの方向へ進むか考える。
北東方向の尾根に向かうか、それとも西の尾根方向へ進むかであるが、沢入駅に直接向かう西の尾根ルートを採る事にした。
尾根を進むと左の斜面に大きな石が見える。
時間があるので見物に寄ることにした。
大きな石です。
名草の巨石群並みの石がごろごろしています。
石の間は枯れ葉が埋まっており、移動には踏み抜かないように慎重になります。さて、稜線に戻りましょうかね。 尾根を忠実に辿って行くのですが、だんだんと薮漕ぎとなってきました。
大藪では無いのですが、結構苦戦します。おまけに988mを過ぎたあたりで2度程枝尾根に誘い込まれて戻ったりで結構苦戦を強いられます。
薮を漕いでいると突然正面に大きな岩が現れたりもしました。
困ったな、踏み跡もないし、このまま草木湖まで薮漕ぎは続きそう。
もう嫌だと言うほどの薮でもないのだが・・・。
標高880m付近まで尾根を辿りましたが、これ以上の薮漕ぎはもう勘弁と言うことで北東に向きを変えます。このあたり雑木が伐採されて放置してあります。
薮の次は放置伐採材を掻き分けながらの急斜面の下りとなりました。
戻るに戻れないのでこのまま進むしか有りません。一人で良かった。
放置伐採材斜面の下りは15分ちょっとで抜け出ることが出来ました。
作業道に降り立った所でホッとします。やれやれといったところです。
臑を2カ所ほど擦り傷を負ってしまいました。
作業道を下りながら尾根上部を見ると似たような斜面が。
何処を降りても大差はないか。
作業道が終わり沢に出ましたので沢伝いに降りることにしました。
苔むした石がごろごろしている沢です。
沢も歩き辛くなってきたのでふと上を見上げると林道らしきものが見えるではありませんか。

沢から這い上がり林道に出てみると・・・・とても供用されているとは思えない状況の林道ですが、薮や放置伐採材斜面を行く事に比べれば、もう下界に降りたも同然です。

この後段々と道路の状況が良くなり、終いには車の通行跡まで出てくるではありませんか。

そして丁度地形図の黒坂石へ向かう林道との交差するあたりで今日初めて人に会いました。

地元の方で山椒を採りに来たそうです。
こんな所を歩くハイカーが珍しいのか装備やルートについて質問攻めに合いました。
又、近辺の山菜の情報などをもらいました。
「沢入駅はすぐだよ」「でも熊鈴はまだ鳴らしていたほうがいいよ」との言葉をもらいアスファルト舗装の林道を下ります。

黒坂石川に掛かる橋まで降りてきました。

川の様子を上から撮ってみたのですが、大石がごろごろしています。

ここから駅までは500m足らず。

駅には15:00前に着きそうです。

確か沢入駅発桐生行きの登りは15:55の筈です。

早く着くのはいいが、早すぎました。

 

沢入駅です。15:00丁度に到着です。駅前には「陶器と良寛書の館」があります。ここは東町出身の実業家である松嶋健壽氏から展示する建物とともに寄贈されたものだそうです。小さな博物館ですね。
寄ろうかと思ったが他の人には見るからに山歩きの汗くさい奴が来たと言うことになるので遠慮することにした。
駅で郵便局員の人と話等してのんびりしていたのだが、ふと見ると近辺の名所案内が入り口に有るではないか。
先ほどの「陶器と良寛書の館」の他に100mの所に「ふれあいパーク」が有るそうなので行ってみる。
遊歩道になっており、渡良瀬川をのんびりと眺められます。
誰もいませんので公園を独り占めです。
水は結構澄んでおり、川底の石もはっきりと見えます。
ところでで「ふれあい」は自然とのふれあいと言うことなのでしょうかね。

駅のホームに戻ってキズの消毒などしていると登り電車がやって来ました。

わたらせ渓谷鉄道ですが、連休と言うこともあってか最初から混んでいて座れません。

終いには途中で団体さんが乗り込んできて車内はさしずめ都電並みとなりました。

いつもこうだと良いのですが。

今日は久しぶりに静かな山行が出来ました。

気候も暑くもなく寒くもなく過ごしやすい山歩きにはうってつけな1日でした。

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