○ 鈴ヶ岳

【登った日】 平成23年 2月13日(日)
【天  候】  晴れ
【山の名前】 鈴ヶ岳(1,564.7m)、鍬柄山
【時  間】  10:40〜15:00
【同行者】  おK3
【コース】    新坂平駐車場〜鍬柄山〜鞍部(大ダオ)〜鈴ヶ岳〜鞍部(大ダオ)〜鍬柄山〜新坂平駐車場

昨日一昨日と積雪があった。
今年初めての雪遊びは近場の赤城山にしよう。
赤城山の中で鈴ヶ岳はまだ冬に訪れたことがないので鈴ヶ岳に決定。
登山口まで1時間かからないこともありゆっくりとした出発となってしまった。
このコースは冬にはあまり歩かれないようなのでラッセルも覚悟ではあったのだが。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平22業使、第547号)」

赤城山への道路は踏み固められた白い道。 新坂平駐車場に着きました。10台以上停まっています。
カメラマンが何人も雪景色を撮っていました。
幸いにも先行者がつけてくれたトレースを辿ります。
良かった良かったラッセルしなくてもすみそう。
流石に降雪の後だけあって雪はタップリです。
今日のコースはスノーシューには向かないのでアイゼンとワカンを用意したのだが、なんとワカンを車に忘れて来ちゃいました。でもどうせ岩場や急峻な降り口は履き替えなくちゃなんないからアイゼンだけでもいいや。
鍬柄峠着。 霧氷が綺麗です。
鍬柄山への登りにかかります。 背景は荒山と鍋割山。
鍬柄山に到着。先行者1名ですが、目的地はここまでだそうです。
他にワカンの登山者が1名、鈴ヶ岳に向けてトレースを刻んでくれている方がいるようだ。なので先行者は2名だったようです。
鍬柄山から大ダオに向けて下ります。
少し細った尾根の下りですので慎重に。
先行者のトレースを辿らず新雪をラッセルしてみましたが、腰までの雪です。下りはいいけど登りはきついですね。 トレースを踏み外すと時々踏み抜きますが、結構順調に下ってきました。
大ダオにつきました。途中で1名に追い抜かれましたので二人分のトレースとなっています。 いよいよ鈴ヶ岳の岩場の登りです。
ここに足をかけても大丈夫かな?と確かめながら。 トラロープは頼りになりますね。
重箱岩だそうですが、前は無かったような気がする。 頂上直下の岩場。思ったよりやっかいでは無かった。
もう少しで頂上だよ・・・と励ます。 この石碑が見えたらもう頂上です。
頂上の石碑。 とりあえず記念撮影。
黒檜と駒ヶ岳。真っ白な大沼にワカサギ釣りのテントが沢山。 地蔵岳。今日も沢山の人が登っていることでしょう。
荒山。

頂上にはワカンにてトップでラッセルしてくれた方と、途中で追い抜かれた方の2名だけでした。

途中で追い越された登山者はすぐに引き返してしまったのでワカンの方と我々の3名となった。

ワカンの方が昼食の準備中なので我々も昼食とする。

この方、復路の鍬柄岳で判ったのだが、HORIさんであった。

かずさんと時々同行されている方であり、話が弾んでしまったが、この時点ではお互いそんなこととはつゆ知らず、普通の山談義。

簡単な食事をとったら下山である。

登るより降りる方が神経を使う。ロープを頼りに慎重に降りる。 大ダオまで降りるともう安心。途中でおK3が尻セード。
後続のHORIさんに跡が有ったと指摘される。
振り返ると樹間に釣り鐘の様な鈴ヶ岳。 鍬柄山への登りで1箇所だけ少し急な場所がある。
アイゼンを履いているので無雪期より楽に登れる・・・。 そうでもないか。掴む物が無いと云っていますよ。
途中の鍬柄山には途中で追い越されたHORIさんがカップルの登山者と談笑中。

我々も仲間に混ざる。

カップルの登山者は鍬柄山が目的地のようで、スノーシューを楽しまれたようです。

ここでHORIさんが、我々が桐生の川内だということから「HPかブログをやってますか」と聞かれてお互い改めて自己紹介。

「かずさんと時々一緒に山へ行くんですよ」といわれたので「知ってますよ・・・HIROさんだったかな?」「HORIです。」(キッパリ) ちょっと違ったよ。残念なうろ覚え。

そんなこんなで色々な話をして楽しい邂逅となりました。

駐車場まで戻ると車は4台だけ。

今日の雪の鈴ヶ岳登山者は4名でした。

最悪トレースの無い新雪をラッセルかも知れないと覚悟をしてはいたのですが、幸いにもHORIさんがトレースをつけてくださいましたのでたすかりました。
HORIさん、又どこかで会いましょう。

車に戻ってスパッツを取ろうとするが凍り付いてしまっている。
なんとかはがしたが、今度は登山靴の靴紐がやはり凍り付いていてほどいて脱ぐのに苦労する。
おK3はスパッツをはずすのを諦めてしまった。
歩いている時はいいが、動かずにいるところで風に吹かれると氷点下で有ることを思い知る。

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