○ トムラウシ山
【登った日】 2013年 8月 13日(火)
【天 候】 雨後曇り時々晴
【山の名前】 トムラウシ山(2141m)
【時 間】 5:05〜17:20
【同行者】 おK3
【コース】 短縮登山口〜コマドリ沢分岐〜前トム平〜トムラウシ公園〜トムラウシ山〜トムラウシ公園〜前トム平〜コマドリ沢分岐〜短縮登山口
第一次遠征の最後の山はトルラウシ山に決めた。
十勝岳とどちらが良いかと考えたが、やはり難関を先に登りたい。
結果として今回遠征の中で12時間を越える最長時間を要する歩きとなった。
なるべく早く出発したいので前日に短縮登山口まで行き、車中泊とする。
起床は3:30としたが、なんと雨が降っている。
暗い中ヘッデンを点けておまけに雨の中を歩くのは気が滅入るなぁ・・ということでもうしばらくまどろむことにした。
4:00も過ぎるとヘッデンを点けて歩き出す登山者の足音が聞こえてくる。
しょうが無い我々も準備するかとテンションが上がらぬままもそもそと動き出す。
昨晩道の駅で入手したトウモロコシを茹でておいたのだが、この簡単な朝食を摂って雨具を着込みとにかく歩き始めることにした。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、
第654号)」
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前日夕方に到着時の短縮登山口の様子。 |
バイオトイレ後方はテン場。 |
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すっかり明るくなってしまった。簡易記録簿に記入して登山開始。 |
雨の中、笹原と樹林帯の道を行きます。 |
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700mほど歩くとトウムラウシ温泉からの登山道に合流。 |
今日は自分よりおK3の方が元気があります。 |
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半ズボンも雨具とスパッツを付けると涼しくとも何ともない。 |
もやも掛かっていますが、徐々に晴れてくれないかなぁ。 |
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カムイ天上。 |
そろそろ神々の泥遊びが始まりましたでしょうか。 |
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少し青空が見えて来て期待を抱かせます。 |
この泥濘はエイヤッで突っ切るしか無いですね。 |
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コマドリ沢への下りは急で、しかも石も濡れているので要注意です。 |
沢に出ました。 |
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コマドリ沢分岐です。全行程の半分になります。 |
分岐からは雪渓が出現。 |
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雪渓を歩いた方が楽そうですね。 |
傾斜は緩やかなので危険度は低い。 |
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前トム平への道標。 |
道標の少し上部で登山道は岩だらけのガレ場へと変わります。 |
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この辺りナキウサギの声が聞こえるらしいが自分達には不明であった。 |
前トム平の登りの途中で後方を振り返る。後続の登山者が見える。
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見上げる稜線上が前トム平であろうか。 |
コマクサ。ついつい写真に撮ってしまいます。
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前トム平で一本。 |
さぁこれからが本格的な登りになります。
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ガレ場の登山道を行く。 |
一旦降って再度大きな岩礫の中のルートを登る。
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先方下方に点在する小岩峰と池塘が見えた。 |
大きな池塘に向かって降る。
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岩場を縫うように、時には岩を乗り越えながら降る。 |
降った先はトムラウシ公園であった。
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大きな岩峰。登山者のみが訪れることの出来る公園である。 |
ヨツバシオガマ
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トムラウシ山頂は先方に見える岩峰群の後辺りか。 |
チシマフウロ
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岩と池塘と高山植物。一種独特な光景です。 |
あーまたガスが出てきた。
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南沼キャンプ指定地手前の分岐に到着。頂上に向かいましょ。 |
山が荒れないように登山道が制限されています。
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行く手には巨岩が積み重なる風景が連なります。 |
その中の一番奥に位置するあのピークが頂上の様です。
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頂上が一刻一刻と近づいてきます。 |
頂上への最後の登り。
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この大岩の後が頂上です。 |
大勢の登山者がランチ休憩中。
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トムラウシ山山頂。ガスで遠方の視界はありません。 |
山頂の周辺の様子1。
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山頂の周辺の様子2。 |
山頂の周辺の様子3。
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さぁ戻りも時間が掛かるので下山に掛かりましょう。 |
トムラウシ公園を見下ろす。不思議な場所ですね。
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キバナシャクナゲ |
公園に向かって降ります。
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トムラウシ山頂方向を振り返る。 |
大きな雪渓の裾野は雪融け水の流れが出来ています。
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岩礫の積み重ねられた斜面を慎重に下り・・・。 |
前トム平まで戻りました。
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前トム平から北西方向の山々の様子。 |
オプタテシケ山へと続く稜線です。
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雪渓の下りではグリセードを楽しむ。これは涼しくて楽しい。 |
コマドリ沢の出合いからの登り。
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泥濘は相変わらず。 |
長い長い下山道をただひたすら歩く。
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疲労が蓄積して口数も激減する。 |
12時間以上掛かりようやく登山口まで戻りました。
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昨日登山口に到着時は6:00を過ぎてからも下山者が疲れ切った表情で降りてくるのに出会いましたが、今日は我々がその表情で降りてきました。
この山はキツイです。
距離も長いし1500mほどの累積標高差もあり、おまけに登山道が歩きやすいとは言えないので余計に疲労度が増します。
我々にとっての難関の一つを何とか登りきったので満足感が有るにはあるのですが、疲労感がそれに勝るといったところ。
とにもかくにも第一次遠征はトムラウシ山にて終了です。
さぁトムラウシ温泉で汗を流して筋肉をほぐしましょう。
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