○ 十勝岳

【登った日】 2014年 8月 1日(金)
【天  候】  曇
【山の名前】 十勝岳(2077m)
【時  間】    06:20〜13:10
【同行者】  おK3
【コース】    望岳台駐車場〜十勝岳避難小屋〜十勝岳〜十勝岳避難小屋〜望岳台駐車場

前日の7/31夕方に望岳台駐車場に到着した。
広い駐車場には車が数台のみの閑散とした状態。
18:00頃に美瑛岳から戻った登山者から話を聞いたが、最後の急登が特にきつかったとのこと。
十勝岳も同じだろうか。
寝床をこしらえてから町で仕入れてきた食材で夕食である。


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。((承認番号 平24情使、 第654号)」

一夜明けると車が増えていますよ。 入山届けに記帳し出発。
ここで記念撮影をしましょうかね。 ザレたなだらかなスロープをゆっくりと登ります。
美瑛岳への分岐。一泊二日なら美瑛から富良野まで縦走出来る。 十勝岳避難小屋。中を覗いてみる。
前方に噴煙が見える。前十勝の大正火口辺りであろうか。 十勝岳への登山道は樹林や草木がほとんど無いガレとザレである。
荒涼とした風景が続く。 スリバチ火口の突端である1720m付近。登りあげた場所である。
そこからはスリバチ火口を眺めながら緩やかな登りとなる。 ガスが濃くなって来ました。
雪渓が大量に残っています。 頂上直下は急登となります。ロープも張られています。
あと少しで山頂だ。ガンバレ。 十勝岳山頂です。真っ白、白助です。
「光顔巍々」である。自宅に戻って調べたら「御仏のふくよかで高尚なお顔」と云う意味らしい。 前日に道路側の直売所で購入したトウモロコシを昨晩茹でておいた。
これがまたおいしいのですよ。さぁランチも終わったら戻りましょうか。
美瑛岳方面はガスに捲かれている。
こちらから上がってきた登山者はトムラウシから縦走してきたという。(驚
何も考えずに降りていったのだが、どうも90度方向を間違えたらしい。
登り返すのもなんなのでトラバース。歩きづらそう。まずいぞ。
おK3の顔からは不満の色がありありだが・・・何か言いたそうである。 一般道に復帰してとっとと降りる。
1800m近辺の稜線上はガスが晴れているのだが。 ゴーロ帯を降ります。
ほぼ平地まで降りて振り返る。ここでアクシデント発生。 平らなガレ場で浮き石を踏んだおK3がコケた。立ち上がったのだが。
数分立ち上がらないので腕でも受け身で打ったかと思ったら、そうではなくて足首をひねったらしい。

しかし立ち上がり、痛いけれども歩けると云うので駐車場まで300mほどをゆっくりと鈍亀足にて歩く。

症状からして軽い捻挫と思った。

車について早速水で冷やす。

テーピングで足首を固定して応急処置。

富良野の郊外の薬局で湿布薬を購入し貼り付けて再度テーピング。

軽い捻挫なら2〜3日で直るので様子を見ましょうかね。

結局翌日も翌々日も治る気配など無く、腫れや内出血といった捻挫の症状が現れた。
土日では医者も開いてない。
しかし湿布の鎮痛効果なのか歩くことは出来るというが、さすがにもう登山は無理であろう。
と云うことで予定していた後方羊蹄山は今回遠征では諦めると云うことになった。

後日談となるが、軽い捻挫だと思ったおK3の左足であるが、桐生に戻って整形外科でレントゲンを撮ったところ・・・なんと骨折していたのである。
普通骨折となると歩けるはずも無いのであるが、この人はその後の観光や温泉巡りを「ちょと痛いけど大丈夫」などと云いながら湿布とテーピングで過ごしたのである。
医者が驚いていたそうであるが、自分も歩けると云うことから軽い症状と思い込んでしまったのである。
鎮痛剤が効いたのか、はたまた少々の骨折くらい何とも無いと言う体質の持ち主なのか・・・???。
ギプスを付けて完治まで6週間、その後リハビリも必要とのこと。
しばらくお山はお休みですね・・おK3。

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