○ 燕岳

【登った日】 2022年 7月 31日(日)  8月1日(月)
【天  候】  晴
【山の名前】 燕岳(2763m)
【時  間】    初日 8:00〜14:00 二日目 6:25〜12:00
【同行者】  おK3
【コース】    第三駐車場〜中房登山口〜第1ベンチ〜第2ベンチ〜第3ベンチ〜富士見ベンチ〜合戦小屋〜燕山荘 (ピストン)

猛暑が続いているためどこか涼しい山に出かけたいと考えるが、アルプス級は体がついていかないと思う。
ならば北アルプスの入門用といわれる燕岳が良いんじゃぁないのとおK3がのたもう。
そうか、入門用か、じゃぁそうしましょ。
運転も大変なので前日夕方に桐生を出立し、「安曇野ほりがねの里」で車中泊。
駐車場まで行ってしまってもよかったのだが、土日のピークでは駐車場が満車の恐れがあるのである。
翌朝登山口へ向かうと有明神社入口で交通誘導員に静止される。
燕岳登山口の駐車場は満車なので神社駐車場に停めてそこからバスにて行ってほしいとの事。
そうかやはり三つの駐車場は一杯なのか。
考えてみればピークを一日ずらしても下山者が降りてこない限り駐車場に空きは出ないよなぁ。

しょうが無いので言われるまま神社駐車場に停めてバスを待つことにする。
しかもバスは10分後に来るというではないか。
急いで支度をしてバス停で待つこと数分・・・・バスがきましたが・・ありゃ満員ですよ。
穂高駅だけですでに満員の様ですね。
次のバスまで待てといわれるが、そのバス料金二人で往復6,000円他何か腑に落ちない。
早い下山者がいるので駐車場に行って空くのを待っていてもいいのではないか。
ということで駐車場まで行くことに。

すると第三駐車場は空きの看板を目にする。
行ってみると10台以上の空きがあるではないか。
駐車場と神社の間の係員同士の連絡がうまくいって無いのかもしれませんね。

第三駐車場から中房登山口まで歩きながら第二、第一駐車場を見るに満車であった。


この地図は電子地形図25000(国土地理院)を加工して使用しています(令和元年手続改正により申請適用外)

第三駐車場に停めることが出来ました。 車道を歩いて中房登山口。トイレを借りてさぁ登りましょ。
しょっぱなから急登ではありますな。 すぐに第一ベンチに到着。数名が休憩中。
水場の偵察に行ってきます。 ここを降りた沢に湧水の水場。冷たくて美味しい水でした。
ずっと登りが続きます。 第二ベンチは大賑わい。パスします。
第三ベンチも大勢の登山者が休憩中。 丁度中間地点の様です。
おK3はいつも歩いているので調子良さそうです。 急登もなんのその。ハイトスはキツクて死にそうです。
そろそろ合戦小屋かと思ったら後10分だそうです。 くたくたになりながら合戦小屋に到着。大休止。
岩場をよけるように登山道。花崗岩の岩ですね。 補助の鎖も有ったりして。
ベンチのある最後の休憩場所に到着。 少しガスが出ているので先が良く見えない。
テンバが見えました。ということは燕山荘に到着ですね。 燕岳は雲に囲まれてますね。登るのは明日にしましょ。
燕山荘。手続きをしましょ。なんと3畳の区画に2人だけで良いとの事。
まるで個室の様。雲取山荘といいコロナ禍における特別待遇ですな。
食事まで時間がるので小屋周辺を散策。
大天井はすぐそばに見えますぜ。ガスの中だけど。
花崗岩の砂礫にはコマクサが。 岩ひばりがいるなぁ、と思っていたら雷鳥までお出ましです。
燕山荘は大きな山小屋です。

我々は新館でしたが受付から部屋まで遠いこと。w

夕飯のメニューは御覧の通り。

3分割の2回目の順番でした。

オーナーの赤沼氏によるトークを聞きながら美味しくいただきます。

残念ながらホルンの演奏は無しです。

消灯は8時半なのですがその前に寝ちゃいます。

 

ご来光。雲海に登る朝日。アルプスに来た甲斐がありますね。 富士山もぼんやりと。
モルゲンロートの槍ヶ岳。やっぱり槍はどこから見てもよいのう。 さて、ザックを小屋にデポして北アルプスの女王様にご挨拶へ。
花崗岩の砂礫と奇岩群。脆いのだろうな。 イルカさんこんにちは。おK3は二度目のご対面。
砂礫に点在する駒草。鹿がいないので食い荒らされることも無い。 緩やかな階段を登って・・・。
奇岩群に囲まれた・・・。 山頂です。 (パノラマ動画)
北燕岳。行く?・・・あっそ行かなくていいのね。了解。 後ろを振り返ると燕山荘。
さぁ、戻りましょ。 眼鏡岩も撮っておこう。
振り返る。 花崗岩の白とハイマツの緑のコントラストが美しい山ですね。
燕山荘、さようなら。設備も清掃の行き届いた清潔で良い小屋でした。 戻りはとにかくとっとと降りてあっという間に中房登山口へ。
第三駐車場まで戻ると・・・。 第一、第二は結構駐車されていましたが、一番遠い第三はこの通りでした。

土日のピークを一日ずらしただけでは駐車場の混雑回避にはならない。
考えてみれば当たり前なのであるが、最近は深く考えなしに決めつけ行動する傾向があるようだ。

日本三大急登といわれるらしいが、北アルプス入門用といわれるそのギャップが何とも言い難い。
ずっと登りできついことは確かだが3本指に相当するといわれても、?である。

北アルプス入門用がやはり適切な表現と思われる。

とにかく当初目的である涼しく過ごせたのは良しで、天候にも恵まれ満足行く山行となった。
とにかくも人気の山らしく大勢の登山者とすれ違ったのだが、ひょっとしたら富士山に次いで人口密度が高い山域なのかもしれないなぁ等と感慨した。

二日分の汗を流すべく有明神社から少し下がった場所にある割烹旅館 山のたこ平の日帰り温泉でまったりして帰桐した。

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