○ 小丸山
【登った日】 平成22年 1月24日(日)
【天 候】 晴れ
【山の名前】 小丸山 (1676m)
【時 間】 9:20〜14:40
【同行者】 おK3
【コース】
折場登山口駐車場〜賽の河原〜小丸山〜賽の河原〜折場登山口駐車場
スノーラケットの走行テストはどこにしようかなと考えていたが、今までずっと冬季はあきらめていた袈裟丸方面に行くことにする。
目的がこのような訳なので袈裟丸山の頂上などと言うことはあり得ない。
そこで12:00まで行けるところまで行って引き返すと言う極めて計画性の乏しいお気楽山行となった。
たぶん小丸山か避難小屋までは行けるだろうとふんでいた。
折場登山口駐車場には先客が2台。9:05に到着。 曇りでおまけに小雪がちらついています。 ここまでの林道は雪と氷。ゆっくりと慎重に運転してきましたよ。 |
久しぶりの登山口。まさか厳冬期に来ようとは。 最初はつぼ足で行った方が歩きやすそうですね。 9:20登山開始 |
自動的に北回りとなります。2つに分ける意味は有るのだろうか?。 | お気に入りのこの場所の景色、冬はひと味違います。 |
袈裟丸山頂上付近は雲が。でも今日は行かないから。 | トレースが有ります。少なくとも車2台分の先行者のものが。 |
ここいらでスノーラケットを装着してみる。 | なかなかいいじゃん。 でも比較するスノーシューやワカンの経験が無いので何とも。 |
先行者のつぼ足の沈み具合と比較する。 今日の雪は比較的しまっているのであまり沈まない。 |
賽の河原に着きました。塔ノ沢方面からトレースも有りますのでそこそこの人数が入山しているようです。 |
雨量観測器を通り過ぎて・・・・。 | 少し行くとこの時期人を寄せ付けない袈裟丸連峰が姿を現しました。 |
小丸山直前の急登場所で苦戦するおK3。 スノーラケットを脱いでつぼ足にすれば沈んでも何とか登れるのだが。 |
何とか登り切って小丸山山頂です。先行者の若いカップルが大休憩中でした。予定より20分オーバーです。避難小屋まではとても行けない。 |
男体山の頭は雲に隠れています。 | 鋸山も歯が3枚ほどしか見えません。皇海山は雲の中。 |
袈裟丸連峰一望。見るからに人を寄せ付けない厳しさを伺わせます。 | 正面奥は庚申山でその手前が昨年10月17日に登った小法師岳。 |
下山はいつにもまして早い早い。 | 今回の目的であるスノーラケットのテスト。快調である。 踏み跡のない場所を選んで歩いてみるが、雪が堅めなので沈まない。 |
展望台まで戻ったので登る。昨日登った黒檜山を頂点とする赤城山。 | この方向は至仏方面か。いや谷川方面と思われる。※ |
午後になってから雲が無くなり袈裟丸連峰がくっきりと見えますね。 | お気に入りのカラマツ林を抜けます。 |
笹原の尾根道から見た前袈裟です。これもくっきりですね。 しばらく見とれてしまいました。 |
ここらでスノーラケットをはずしザックにぶら下げる。二人分である。 バランスがとれないよぉ。歩きずらいよぉ。固定用バンドを買ってこよう。 |
駐車場まで戻りました。
車が1台増えて4台になっている。 三番目に到着して1番最初に帰るなどとははじめての経験。 小丸山で会った単独行の男性の話だと「今日は小丸山の下の避難小屋まで行ったのは私だけだった」との事なので、皆さんの車の配分まで容易に想像できる。 いつもは最後に出発して最後に駐車場を出ると言うことが多い我らであるが、こんな事も有るのですね。 おまけに朝は白一色だった道路や登山道が本来の色に戻っている。 ひょとして林道もと思ったが、やはりそう甘くはなく、結構雪と氷の箇所が残っていました。 慎重に運転して帰りました。 |
往路は3時間丁度。
復路は2時間丁度。
スノーラケットのテストだが、今日の様な固めの雪質で有れば大変有用であった。
新雪の直後の状態だとかなり沈むのだろうが、そんなラッッセルが必要なシチュエーションはあり得るのだろうか。
あり得たとしてもほとんど一人で切り開く事になるのは間違いないので大変そうである。
よってそのような場所へは行かないに限る。
この製品、ワカンを一回り大きくして浮力を向上させている。
クランポンも取り外しが出来るようであるが、やはり斜面を登るので外さない、しかしその分重いのはガマンする。
ちなみに大変安価な商品だったのですが、製造をうち切るようです。
採算が合わなかったのでしょうかね。
※kotsunagiさまからご指摘いただきました。有り難うございました。